2019年02月24日

作家になりたい1 小林深雪

作家になりたい1 小林深雪(こばやし・みゆき) 講談社青い鳥文庫

 小学校4年生以上向けの本です。小説家希望者を小説の創作に導くマンガです。
 主人公は、中学2年生の宮永未央(みやなが・みお)で、家は裕福そうです。彼女は、私立中学生で、高校受験はありません。自動的に高校生になれます。ふたごの弟礼央(れお)と妹理央(りお)がいて、そのふたりは天才で、勉学がよくできるという位置づけです。小学3年生のふたりが姉の未央に小説の書き方をコーチします。
 中学2年生宮永未央のひとり語りで物語が進行します。彼女は明るくて活発な女の子です。どこかぬけた部分もあります。パパと仲良しというのが思春期の女子としては意外です。
 宮永未央の対立軸として、「北村由利亜(きたむら・ゆりあ)」がいます。互いのパパ同士が同じ会社で上司と部下の関係です。パパ同士は仲良しの設定です。
 よく練られて考えてある作品です。
 広い世界の中の一点に絞って記述する。外見だけの恋愛、相手をよく知らないのに所有物化、ありえない世界の詐欺化、信じこみやすい人をだます。小説は、「夢」の実現です。
 比較があります。
 気に入った言い回しとして、「だまっていれば美人なんですけど」、「わたし、作家デビューします。いつか、必ず。」
 調べた言葉などとして、「バンケットルーム:披露宴会場、パーティ会場」


この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t133419
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい