2019年02月03日

ショーペンハウアー 「幸福について」「自殺について」

講談社まんが学術文庫 ショーペンハウアー 「幸福について」「自殺について」

 しくじり先生で、ダイヤモンド・ユカイさんが、ショーペンハウアーの「幸福論」に救われたと言っていたので読むことにしました。今回の本は、まんがです。もう1冊自殺に関する本も読みました。ショーペンハウアー、ドイツ人、1872年72歳没。哲学者。

「幸福について」
 ショーペンハウアーは父親を自殺で亡くしています。第二の父がゲーテとされています。ショーペンハウアーの学問のパートナーとなる女性が、エリザベート・ネイです。ショーペンハウアー本人は63歳で芽が出ているようなので遅咲きです。まんがの顔が怖いのですが本人には似ています。
 マイペースで生きれば幸福になれるととれます。だけど、それでは、ごはんを食べていけません。

 救いの哲学があります。
 
 読みながら感じたこととして、「世界」というものは、個別のもので、広くても狭くても、その人にとってはそれがすべての空間です。

 人間は、自分たちの利益と富を増やすための目的しかもっていないとあります。付け加えると、今も、これからもです。

 理想は、「自給自足」とあります。

 調べた単語などとして、「使徒:しと。教えを伝える人」、「奢侈:しゃし。度を過ぎてぜいたく」、「耽溺:たんでき。ひとつのことに夢中になって他をかえりみない」、「栄耀栄華:えいようえいが。おごり栄える」、「黙過する:もっか。知っていながら見過ごす」、「笑止:しょうし。ばかばかしい」、「書見台:書物を読んだり見たりするときの台」、「浅薄な唯物論:せんぱく。あさはか。知識や思慮がうすい。ゆいぶつろん。対立するものとして、観念論」、「憤懣:ふんまん。腹が立ってイライラすること」

 良かった表現などとして、「自分にとってストレスになる人には関わらない」


もう1冊のまんがとして、「自殺について」
 時代と国を違えてあります。
 ショーペンハウアーを大城春亜という人におきかえて、時代と場所は現代の沖縄です。エリザベート・ネイの生まれ変わりが新垣エリです。エリの生い立ちは悲惨です。ひどい家庭環境です。
 主旨は、「自殺防止」です。哲学の話はむずかしい。そこに弟子の宮城森也とエリの恋愛がからんで、難点としては、言葉や絵に表現の力の入れすぎもあって、全体として見たときに、まとまりに欠ける気がします。
 どういう人が自殺するのか。まじめな人です。自殺を選択する経過は怖い。
 すでに死んでいる状態に心をもっていくのはむずかしい。
 
 調べた単語として、「凌駕:りょうが。他を追い抜いて上に立つ」


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