2018年09月28日

相棒 テレビドラマDVD シーズン1 第1話~第5話

相棒 テレビドラマDVD シーズン1 第1話~第5話

 先日読んだ辻村深月さんの文章に「相棒」が面白いとありました。自分は知りません。ので、とりあえず最初のお話を観ました。シリーズはロングランです。観たのは、2002年の作品です。
 警察の中でお荷物のふたりが組んで事件を解決するから「相棒」と理解しました。
 杉下右京という係長職と亀山薫さんという男性のペアです。
 ダイナマイトをもった立てこもり犯を身柄確保してから話が始まります。確保の仕方が見事でおもしろい。大企業の政治家がらみの贈収賄事件に発展しました。
 杉下右京はなにを交換条件にしたのだろうというところが見ていて焦点になりました。水谷さんと岸部さんのやりとりは秀逸です。
 杉下右京のキャラクターはロボットみたいでロボコップをイメージしました。感情を抜きにして理路整然と考察します。対して、相棒の薫さんは動きます。ふたりのバランスがいい。基本的には二人芝居です。
 男女の愛はボタンの掛け違いで「憎しみ」に変わる。

(つづけてシーズン1-2)
 1本につき90分かと思っていたら、最初の作品だけが90分で、あとは45分でした。
 2本目は、人を殺してしまいましたという女性がビルから飛び降り自殺をしようとするシーンから始まりました。いい出だしです。いつ、どうやって、だれを殺したのか。死体が見つかりません。
 トリックは途中で気づけます。
 刑事コロンボを思い出します。
 このドラマは、巨大な公権力と闘うことがスタンスのようです。
 クラッシク音楽が場面に合っていていい。

 「見えを切る:いいところを見せようとする」

(つづけてシーズン1-3)
 不可解。歩道橋の上に転落したいあり。上に構築物なし。
 麻薬がらみの殺人事件発生です。
 話のネタで勝負する刑事ドラマです。
 落語家の手ぬぐいにこだわる理由が最後までわかりませんでした。
 だまし合いが続きます。いろいろ疑いながら観ています。
 上出来の人情モノに仕上がっています。
 もう16年ぐらい前の風景ですが、観ていて「東京なんだなあ」と感慨にふけります。

(つづけてシーズン1-4)
 事件は、女性の下着泥棒の証言から警察の不祥事隠蔽へと発展していきます。
 犯人の個性設定が面白い。
 杉下右京は、警察官であることに誇りをもっている。
 正義をとおす時には決心がいる。

(つづけてシーズン1-5)
 10才小学生が殺人犯人です。ホラーを見ているようでもありました。
 凶器がなぜボーカン(弓矢)なのか、杉下右京のこだわりがありました。
 冒頭の「じいじ、しっこ」そして、「したい」おしっこがしたいと死体の重ねが愉快でした。

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