こども孫子の兵法 監修 齋藤孝 日本図書センター

 売れている本だと思うのです。

 意外だったことがあります。
 「孫子」は、人物の名前ではない。その昔中国に孫子という人がいたのだと思っていました。
 「孫子」は、書物の名称である。「孫子」を書いたのは、孫武そんぶという人が「孫子」を書いた。
2400年前の当時は、まだ「紙」がなかったので、竹に書いた。

 内容はごもっともです。
 道徳の本を読んでいるようですが、内容は兵法です。勝負のしかた。勝ち方です。

 本に書いてあるとおりやれば、たいていは、安心と安定を得られます。
 デメリットとしては、感動の少ないあるいは、アゲサゲのない、平坦な、つまらない、たいくつな人生を送ることになるでしょう。それでいいということであれば、教えに従うといいことがあります。
 戦法は、戦術であり、心のこもらない対応です。勝つためには感情に押されてはいけないのです。怒りは禁物です。常に冷静であれ。ロボットのように論理的であれ。得るものもあれば、失うものもあります。正面から戦わないわけですから、卑怯にも思えます。
 効率優先、安全第一、精神論よりも科学です。
 自分を危険な状態に置かないのです。

 こどもさんが読んでも学べるようにつくられた本です。
 孫子自体の文章は理解不能です。(途中からこの部分は読みませんでした。)
 日本語へ変化させた書き下し文がわかりやすい。
 
 負けないための準備をする。
 相手の戦法を予測する。
 
 成功するためには、「繰り返す。」が大事です。繰り返しながら、次々と見えてくること(気づくこと)があります。車の運転も最初は苦手でも毎日ハンドルを握って車通勤をしていたら運転が苦にならなくなり、さらに行動範囲も広がります。やればできる。できないことはないという自信がつきます。

 自分のことは自分で決めようという言葉があります。たしかにそのとおりなのですが、世の中にはいろいろな人がいます。自分で自分のことを決めることができない人もいます。「どうする、どうする」と言う人はたくさんいます。逆に、ぱっぱと決めることができる人もいます。なにごとも、ふたとおりあります。

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