2016年08月25日

花いちもんめ 邦画 DVD

花いちもんめ 邦画 DVD

 最後は、悲劇です。
 30年ぐらい前、老人のアルツハイマー病で苦しむ家族を描いた映画です。
 50年ぐらい前、孫は、おじいさん、おばあさん、長生きしてねと言いました。今、そう言う孫はいません。母親よりも老齢の息子のほうが先に逝ってしまう時代です。

 30年前の映像です。そのときあって、今はない実体があります。その頃、お嫁さんが、嫁ぎ先の親の老後の世話をしていました。そして、実の娘や息子たちは自分の親の面倒をみず、長男の嫁さんにめんどうをみさせて、さらに、嫁さんに文句をたれていました。いざ、相続となると、血縁関係のない嫁は、義父母のめんどうをみたのに除外されました。そんなことが、社会問題でした。

 この映画では、嫁はアル中、旦那は仕事人間で家庭をかえりみず、さらに従業員女子と浮気をしている。旦那の親は大学教授だけれど、大学にとってはお荷物。なにが、幸せかわかりません。

 親を施設に入れることについて、世間体を第一の理由として、抵抗感が強い時代でした。認知症老人が少数派でした。今は違います。多数派です。

 日本はそれなりに努力しています。だけど、長生きするって、自立がともなっての幸せです。

 生活様式は大きく変化しました。三世代家族が減って、単身世帯や、結婚しないこどもと親のふたり世帯も増加しました。
 なるべく居宅で最後を迎える。介護休暇の制度もできました。単身者宅にはヘルパーが派遣されます。いろいろですが、長生きは大変です。


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