2016年04月23日

「ふしぎの国アリス」、「したきりすずめ」

「ふしぎの国アリス」、「したきりすずめ」 世界名作ファンタジー ポプラ社

「ふしぎの国のアリス」
 アリスがうさぎを追いかけていくところからスタートします。
 幻想的です。ひとりぼっちのこどもが空想しているようです。
 ともだちがいないこどもは、どうぶつとともだちになります。
 アリスは、からだが小さくなったり、大きくなったりしながら、動物や虫たちと協調していきます。
 1866年の作品といいますから、その当時の日本は、江戸時代末期です。

「したきりすずめ」
 昔話には珍しく、夫婦もので、おばあさんが悪い人です。
 すずめのちょんにおばあさんがやきもちをやいています。
 こどものころ、ものをはるための「のり」は、ごはんをどろどろにとけるまで七輪で煮てつくっていました。自給自足に近い生活を送っていました。
 「すずめのお宿」とは、なつかしい。
 日本人の特徴である「謙虚」さを尊ぶ物語です。

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