2016年04月08日

昔話「うさぎとかめ」ほか 世界名作ファンタジー ポプラ社

昔話「うさぎとかめ」ほか 世界名作ファンタジー ポプラ社

『うさぎとかめ』
 かめが勝つのですが、小学生の頃、かめは、寝ているうさぎを起こしてあげて、ふたりでいっしょに山のてっぺんをめざすべきだと、だれかに教えてもらったことがあります。チームワークは大切です。

『つるのおんがえし』
 見てはいけないものを見てしまう。
 男は、今、愛する女性の過去を知ろうとしてはいけない。(男性遍歴について、学生時代やOL独身時代に、だれかとの同棲歴があるかもしれない。)。あったとしても許さなければ愛は続かない。
 そんなことをうかがわせてくれる民話です。

『さるかにばなし』
 さるは凶暴です。
 中学生の時、お尻のほっぺたのような部分を数か所、さるに噛まれたことがあります。激痛でした。鋭い歯で、皮膚を食われました。おそろしい奴らです。

 この物語では、さるは悪人です。詐欺師です。自分勝手で自分の飢えだけを満たします。

 さるにばちがあたります。
 はち、くり、うす。大活躍です。

『三びきのこぶた』
 ぶー、ふー、うー、だったっけ。NHKテレビで大昔、観ました。
 いろいろ教訓はあるのでしょうが、3人の男兄弟のどたばたぶりが楽しい。
 イギリス民話とあります。(知りませんでした。)

『ブレーメンのおんがくたい』
 高齢者の動物ばかりです。
 としをとって、人間にとって、役に立たなくなりました。
 ろば(ものを運べない)、いぬ(獲物を追えない)、ねこ(ねずみをとれない)、にわとり(あしたスープにされる)。
 どろぼうとたたかって、結局、ブレーメンにはいかなかったし、音楽隊にも入らなかったのか。それでもタイトルは、ブレーメンのおんがくたいなんだ。(おもしろい)

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