2016年03月06日

95(キュウゴー) 早見和真

95(キュウゴー) 早見和真(はやみ・かずまさ) 角川書店

 1995年と2015年の比較、青春サクセスストーリー(成功物語)です。主人公は、昭和53年生まれなので、同世代の人が読むと共感が深まるでしょう。

 5人組の男子私立高校2年生17才がいます。舞台は東京渋谷です。
 Q:広重秋久(久だからQ)サラリーマンの息子
 マルコ:丸山浩一(マルヤマ・コウイチだからマルコ)畳屋の息子
 ドヨン:新川道永(北朝鮮在日3世)
 レオ:堺怜王(暴力団幹部の息子)
 翔:鈴木翔太郎(祖父が元総理大臣、父が元自治大臣)
 まあ、彼らが、はちゃめちゃ、やるわけです。レオ、ドヨン、翔は、身長が180cmを超えています。Qは172cmです。

 数ページに大量の情報が含まれています。当時の事件・事故などが満載です。あまりにもリアルすぎて、物語の創造性から離れていくような思いをしながら読み続けています。今、181ページ付近で、半分ちょっとすぎたところです。

(つづく)

 やんちゃだった彼らも歳をとって、今は、37才です。青春のふりかえり。そんな視点で読んでいます。感動につながる山場がありません。
 冒頭のページに95年、おおみそか、渋谷で事件があったようです。その件に彼らが関わっているらしい。花火大会の実行委員長がQちゃんです。

 同窓会ですが、暗い話になりました。ハードボイルド(暴力的、反道徳的)です。ミステリー含みです。おとなのファンタジー(幻想)でした。


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