2015年10月22日

斬る 邦画 VHSテープ

斬る 邦画 VHSテープ

 1962年作品。主演は市川雷蔵さんという人(よく知りません。69年に37歳の若さで癌で亡くなっています。奇妙なもので、この映画のなかでは切腹して亡くなっています。)
 ストーリーは、実子とか養子とか、こんがらがった状態で始まりますが、8代目市川雷蔵であるこの方も似たような境遇と知り、なにか、重ねてあるのかもしれません。脚本は新藤兼人さんで、以前観た作品と基本的には同じ流れで、この人なりのパターンがあって、かたくなにその線を追い続けたという印象をもちました。
 
 「くにのために おへやさまの お命 申し受けます」(こんなふうに聞こえた)から始まる「剣」にまつわるお話は怖い。

 天保3年というのが、いつなのか。1832年でした。明治元年が1868年。幕末36年間の時の流れです。

 日本刀の立ち回りは短時間で終わります。一瞬で終わるような感じです。何度も切ったり刺したりはしません。
 最初の30分ぐらいで話が終わってしまい、あとの40分間はどうするのか。
 娯楽映画だなと思ったのは、人間が縦にまっぷたつに割れたときです。
 いい男はやせていて、顔が小さい。昔も今も基準は変わらない。
 バックに流れる音楽がストーリーを引っ張っていってくれます。
 映画の中のお話とは関係ないけれど、観ていて、老老介護とか、撮影地は鎌倉だろうかとか、印象に残ったセリフは、「情けを知れ(なさけをしれ)」でした。


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