2014年12月09日

身近な人の「攻撃」がなくなる本 水島広子

身近な人の「攻撃」がなくなる本 水島広子 大和出版

 素直に体にしみてこない部分がある反面、受け方の手法は有益でした。
 1回読んで、理解できなかったので、2回目は、流し読みで内容の把握に取り組みました。
 著者は精神科医で、対人関係療法を専門とされています。
 わかりにくい部分と、有益な部分を並列記載してみます。( )の中がわたしの感想です。
○わかりにくい部分
・「脅威」と感じるから「攻撃」してしまう。
(脅威と感じるから攻撃するわけはないと思います。不安であったり、知識・経験不足による自尊心の防御、妬み、誤解、排他的性質、いじめてストレス解消、病気、体調不良だったりします。)
・攻撃をかわす手法が紹介されます。
(強くならなければ、攻撃されます。強いからこそかわすことができます。)
・会話のとき、相手に対して「あなた」というのは、攻撃していることになる。
 (日常会話で「あなた」を使用することは希少です。)
・攻撃する側を被害者と定義することから、攻撃する側を修正するのではなく、攻撃される側が折れる内容
(不公平感があります。)
・相手の土俵、自分の土俵
(実感が湧きません。上下関係ぐらいしか思い浮かびません。)
・相手を分類して対応に変化を与える。家族類-友人類-仕事類-その他。
(できそうで、なかなかできにくい。)

○有益な部分
・相手ががまんしていることをしでかしている。
(負担をかけることを何とも思わない人がいます。同感です。)
・余計な一言を言っている。
(よくあります。ただ、余計な一言が必要なとき、大丈夫なときもあります。歳をとってくると平気で言えるようになります。)
・決めゼリフとして、
「ご指導お願いします!」
「ああ、そうですか。(賛否の意味をもたせず、事実を肯定し言質を与えない)」
類語として、「ああ、そう。」、「ふうん。」
謝罪ではなく、お見舞いサービスのひとこととして、「すいません。」
追い込まれたときに、「あなたならどうしますか?」
・なかったことにする。
(究極の手段です。そんな事実はなかったことにする。記憶から消す。割り切れます。さらに、捨てる。相手との交流を絶つという手段もあります。)
・嘘も方便。嘘を責めない。
(だれしもあります。嘘つきはどろぼうの始まりではありません。人間の始まりです。程度問題です。)
・要求ではなく依頼をする。
(お願いばかりが、世間で通用します。)
・相手を安心させる。
(たやすそうでむずかしいけれど秘訣です。)
・夫は問題を解決しようとする。妻は、ただ聴いてほしいだけ。
(ちょっと笑えました。そのとおりです。)

○その他
・攻撃型人間のタイプとして、「いつも否定」、「批判的なアドバイス好き」、「文句ばかり」、「嫌味を言うことが趣味」、「決めつけ体質」、「自己中心的」、思いやりの欠如もあるでしょう。いずれも自信のない人たちという解説は的をとらえています。
・攻撃者に対する基本姿勢は高度な水準です。読んでいると、ぶつかってもいいじゃないかとさえ思えます。
・ツイッター以下の記述はやったことがないので何のことかわかりません。


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