2014年11月30日

「言いたいことが言えない人」のための本 畔柳修

「言いたいことが言えない人」のための本 畔柳修(くろやなぎおさむ) 同文館出版

 テキストです。ページ数少なく、横書き、図表やアンケートシートなどで、わかりやすく読みやすく構成されているのですが、いまいち理解できませんでした。
 上下関係を超えて、相手と対等に話をする。単なるアシスタント(案内人)ではなく、助言できるぐらいのアドバイザーになることを目標とする本だろうと推測しながら読み始めました。書中では、ハウツウ(How To)ではなく、「あり方」を考えると紹介されています。
 11ページにある自己判断のチェックリストはわかりにくかった。何度かページを前後しながらめくって、やり方はわかったものの、結果診断らしきものがありませんでした。以下は、役立ちそうな部分を抜粋してみます。
「レッテルを貼らない」:自分で思うに、人を顔や外見で推測しない。目を閉じて相手の心を見る。
「怒りに変わる前に表現する」:不満を我慢しない。少しずつでもいいから出していく。我慢していると、大爆発して、大きなものを失ってしまう。
「聴き方」:①相手の話を途中で折らない。②話題を変えない。(意図的に変えざるを得ない場合もあると思うのです。)③道徳的、倫理的判断をしない。(これはちとむずかしい。)④話し手の感情を否定しない。(これもちとむずかしい。)⑤時間の圧力をかけない。(これもむずかしい。)。100%ではなく、70%をめざしたい。
「ほめ方」:日頃から観察してほめる。目立たない努力をほめる。人前でほめる。付け加えると、本人のいないところでほめる。(他者から本人に伝わる。)
 なぜ読みにくいのかわかりました。立場が逆なのです。上司と部下でたとえるなら本の内容は部下の世代に関するものです。わたしは上司の世代です。だから論理がすんなり体に入ってこなかったのです。
 もうひとつ、しっくりこない理由がわかりました。登場する人物たちの資質・能力・経験が、ある程度高い位置での水準を保っていることが前提条件なのです。人の個性は千差万別です。あることでは、能力が高くても、別のことではそうでもない。でこぼこの能力と個性をもった人の集りが組織です。


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