2014年11月25日

にじいろのさかな マーカス・フィスター 

にじいろのさかな マーカス・フィスター 講談社

シリーズものです。以前、別の小型の絵本を読んだことがあります。その絵本は、家の中のどこかへ雲隠れしてしまいました。今回、おそらく、シリーズ最初の絵本であろうタイトルの絵本を手に入れました。
魚はタイのようなスタイルです。ウロコがキラキラ輝いています。小学生の時に屋外で、玉虫という虹色の昆虫を見たことがあります。絵本を見ていたら玉虫を見たことを思い出しました。
読み終えてみて、絵は好きですが、物語の内容はそうでもありませんでした。物語は、美しいウロコをもったにじうおが、ほかの魚をばかにして、威張っていたら、ひとりぼっちになってしまった。輝くウロコをほかの魚にあげたら友達ができた。類似の物語として「幸せな王子」があります。どちらもいい教訓話ですが、盲信すると被害を受けます。だから、この絵本は、絵を楽しむだけで十分です。

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