2014年10月20日

アサーティブ「自己主張」の技術 大串亜由美

アサーティブ「自己主張」の技術 大串亜由美 PHPビジネス新書

 自分が思うアサーティブは、お互いが対立する事柄について、対立しない工夫をして、話をうまくまとめることです。本書でも、Noと言っても握手できると紹介されています。大切なことは、相手の人権を尊重することだと思うのです。
 著者は外資系の会社に勤務された経歴をもち米国で働かれていたことから、文中にカタカナ英語が出てきます。すんなり体に入ってこない言葉もありました。例示します。
「ニュートラル」先入観をもたない。
「WIN-WINウィンウィンの関係」双方にとって有益
「アグレッシブな人」相手を叩きのめしてでも、自分の意見を通そうとする人
「パッシブな人」判断するとき、決められない人
「Give&Take」公平にやりとりする。
「Give&Given」贈って、授けられる関係だろうか(わたしの推測です。)
 やれないことをやろうとする困難さが伴います。されど、やらねばならぬのが業務です。書中にもあるとおり、人間は感情の動物です。理論や理屈だけでは状況を受け入れることができない人が大半です。感情があるからこそ、アサーティブが成立します。
 伝えたいことを、意欲をもって上手に伝えるのが、本書の趣旨です。そのためには、相手の話をちゃんと聴く。
 感謝から始まる15秒間の自己紹介、なんでもかんでも受け入れるのではなく、Noと言える技術をもつ。とどのつまりは、あたりまえのことをあたりまえにやる。
 1対1の会話、会議での発言手法(ことに反対意見の表明)、禁句となる接続詞等、わからないときの言い方、双方向の会話(会話のキャッチボール)、そんなこんなが書き綴られています。
 接遇と同様に、同じようにしても喜んでくれる人と怒る人とがいます。むずかしい。人を見て対応することになります。153ページにあるモチベーション・タイプの4分類は有益です。タイプを「ふくろう」、「ライオン」、「ひつじ」、「さる」と4分類しています。わたしは「さる」と「ひつじ」の間ぐらいでしょう。
 アサーティブは、体験を積みながら体で覚えることで完成されていくと悟りました。


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