2018年08月25日

かみさまは小学5年生

かみさまは小学5年生 すみれ サンマーク出版

 品川駅で、新幹線乗車中に読めてしまう手ごろな本はないかと書店で探して手にしました。これまで本屋の棚でなんどもこの本を見ました。売れているようです。
 小学5年生の女児すみれさんという人がつくった詩のような文章と、イラストを描いたのぶみさんという方が(女性だと思って読んでいました。最後あたりで男性だと気づきました)すみれさんにインタビューをする形式となっています。それが、白いページ、水色のページに分かれています。
 小学5年生の女児をなにか予言者扱いしていることが半信半疑でもあるし不可解でもあります。かみさまや天使や妖精が出てくるので宗教的でもあります。かみさまは金色の服を着ているはいい表現です。
 本人の詩はなにかしら教訓めいています。言葉に説得力はあります。思春期前の女児でありその能力はおとなになるにつれて消えていくでしょう。今だけの思考でしょう。一歩間違うと詐欺になってしまいます。
 すみれさんとのぶみさんとの会話がほんわかとしていて好印象をもちます。おもしろい。こどもと丁寧にお話をするおとなです。雰囲気がいい。
 亡くなった方を見送るときは、「お疲れさまでした」と声をかけます。
 洋画「シックスセンス」を思い出します。

 調べた単語として、「破水:胎児を包んでいる膜が破れて羊水が出てくること」、「ティンカーベル:羽のある妖精」、「オーラ:体から発散される霊的な雰囲気」  

Posted by 熊太郎 at 05:47Comments(0)TrackBack(0)読書感想文