2018年08月15日

トリガール 邦画 DVD

トリガール 邦画 DVD

 人力飛行機で琵琶湖を飛ぶテレビ番組を昔は毎年観ていましたが今は観ていません。1時間半程度の映画で軽く観られそうだったので手に取りました。これからは、90分程度の作品を連続して観ようかと思っています。

 観る前は単純に若い人たちが夢を追う映画だろうと予想しました。琵琶湖の上空を人力飛行機がたくさん飛ぶ風景を見ることができると期待していましたがそうではありませんでした。その点が残念でした。
 練習時に滑走路に見立てた場所で飛行機の原動力となるペダルをこぐシーンがあります。先月見学した成田空港での飛行機離着陸風景を思い出しました。

 映画は、主演女優さんの熱演です。先日は8年間意識が戻らなかった花嫁さんを演じる映画を観ました。そちらも熱演でした。この映画では、もうひとりの男子とふたりで飛行機のペダルをこぐわけですが、両者喧嘩をしながら、それでも、息がぴったり合って飛んでいきます。
 正規のパイロットが出場しなくなるのは、病気かケガか事故だろうと、観ている途中で勘づくことができます。
 高校生時代片道20キロの通学路をママチャリをこいで通ったというエピソードはほろりときます。やはり人間、長期間の努力の積み重ねが最後に実を結びます。
 盛りだくさんのエピソードが連続していきます。

 コメディです。
 鳥人間コンテストが映画になるとこういう雰囲気になるのかと納得します。
 チェック柄のシャツを着る眼鏡軍団(オタク)はマンガチックですが、集団の統制がとれていておもしろい。徹底しているのもいい。理系ですが、スポーツ根性物語です。
 ひとり、語る人がいますが、言葉をよく聞き取れなくて聞きづらかった。

 大学生向けの映画ですが、大学ってなんだろうと考えました。時代によってその定義が変わるようです。
 最初は大声ばかりで、なんだかと思いましたが、そういうものだと割り切れば楽しい映画です。

 土屋太鳳、間宮祥太朗