2014年03月27日

僕達急行 A列車で行こう 映画 DVD

僕達急行 A列車で行こう 映画 DVD

 冒頭で画面に現れる、わたらせ渓谷鉄道には何度か乗ったことがあります。最初は、まだ国鉄だった頃で、もう40年以上昔のことです。いろいろ思い出は深い。だけど、ここには書きません。映像はその後、九州福岡へと移ります。青春時代を送った地であり、こちらもなつかしい。そのほか、安芸の宮島名物のあなごとか、寝台車の話とか、(昔は、新幹線は、東京~大阪間しか走っていなかった。)、登場人物たちの名前が列車の愛称になっていたりして、自分は鉄道マニアではありませんが、楽しめました。A列車というのは、ニューヨークにある地下鉄路線の名称ということは知っています。
 小玉健太役瑛太さんのセリフがいい。趣旨として、「心の病にならぬよう、趣味に打ち込もう。」、「さみしさをぶちまける。」。小さくて、ささやかな幸せを指して、「僕ららしい」。人間の本来の姿って、どんな状態だろうと考えさせられました。東京から福岡までを飛行機で行くか、新幹線で行くかの選択にあたっては、効率優先を後回しにする。
 「気持ち」を大切にするメッセージがこめられた映画でした。ゆるい、あるいは、ぬるい感覚があります。物語の展開には甘さもあります。されど、それが、この世界で暮らす大部分の人の心情です。俊敏に動ける人類の数は少ない。彼らとともに速度を合わせることはできない。


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