2012年10月19日
デスノート 映画
デスノート 映画 ケーブルTV録画
茶の間のテレビで家族が見ているのをチラリと見たことがあるだけでした。今回、きちんと最初から最後までを観ました。
観終わってみて、何だろう。この残念な感じは。おそらく原作はもっと緻密で人物像を刻銘に描いているのでしょうが、映画の2時間という枠の中では、原作の良さを表現しきれなかった。
「デスノート」に名前を書くとその人物は主に心臓発作で急死する。死神がもつノートだから人が死ぬという設定です。本来は死神が寿命の終わりがきた人物の名前を記入するノートです。そのノートを人間が手にしたらどうなるかという観点で、悪人を抹殺することについての是非を問うテーマとなっています。斬新な発想に舌を巻きました。(優れていて感心しました。)
殺す方が警視庁幹部職員の息子大学生で「キラ」、彼を解明するのが謎の名探偵「L(エル)」です。冒頭からノートに名前を書く-死ぬ、書く-死ぬが繰り返されます。いくら相手が悪党だからといってやりすぎです。物語はそれからキラとエルとの頭脳戦になります。そこにキラの恋人とか、殺されたFBI職員の恋人、つまり恋愛話がからみます。
法律による処罰では被害者や被害者家族の憎しみは消えない。人間のもつ残酷さや悪の面を強調した作品でした。
デスノート the last name 映画 ケーブルTV録画
前作の続編です。こちらは抜群に面白い。前作は「序章」でした。虚構に虚構を重ねながらキラに立ち向かっていくエルです。内容を記述することはやめておきます。
宿敵であるキラとエルをペアにすることによって、スリル(背筋がぞくぞくする感覚)が増しました。途中、マンガっぽくなるのは、もともとマンガですから素のままです。アイドル女性の心理描写がいい。お説教ぽい部分が多々ありますが気になりません。次はどうなるという思考で元気が出ました。
デスノート L change the world ケーブルTV録画
この3本のなかでは、この作品がいちばんの好みです。最後の理屈っぽいやりとりはいただけませんが、全体をとおして映像が生きています。エルのセリフ「(ワタリが死んだ今、ワタリあての)贈り物は私が受け取ります。」、彼が背筋を伸ばす努力をするシーン、ドーナッツ類をおでんみたいにして愛着をこめて食べるしぐさ、エルたち3人が自転車で逃げる場面などに心がひかれました。
当時はやった鳥インフルエンザが下地になったストーリー展開です。エルが取り組んでいることはこれまでのデスノートと同じ内容です。あと23日で彼は死ぬという前提があります。命をむだにしすぎる映画ですが映画は映画です。楽しめました。彼は目的を達成して安らかに死ぬと予想しましたが、彼の死のシーンはありませんでした。彼は、案外いまもどこかで生きている。
茶の間のテレビで家族が見ているのをチラリと見たことがあるだけでした。今回、きちんと最初から最後までを観ました。
観終わってみて、何だろう。この残念な感じは。おそらく原作はもっと緻密で人物像を刻銘に描いているのでしょうが、映画の2時間という枠の中では、原作の良さを表現しきれなかった。
「デスノート」に名前を書くとその人物は主に心臓発作で急死する。死神がもつノートだから人が死ぬという設定です。本来は死神が寿命の終わりがきた人物の名前を記入するノートです。そのノートを人間が手にしたらどうなるかという観点で、悪人を抹殺することについての是非を問うテーマとなっています。斬新な発想に舌を巻きました。(優れていて感心しました。)
殺す方が警視庁幹部職員の息子大学生で「キラ」、彼を解明するのが謎の名探偵「L(エル)」です。冒頭からノートに名前を書く-死ぬ、書く-死ぬが繰り返されます。いくら相手が悪党だからといってやりすぎです。物語はそれからキラとエルとの頭脳戦になります。そこにキラの恋人とか、殺されたFBI職員の恋人、つまり恋愛話がからみます。
法律による処罰では被害者や被害者家族の憎しみは消えない。人間のもつ残酷さや悪の面を強調した作品でした。
デスノート the last name 映画 ケーブルTV録画
前作の続編です。こちらは抜群に面白い。前作は「序章」でした。虚構に虚構を重ねながらキラに立ち向かっていくエルです。内容を記述することはやめておきます。
宿敵であるキラとエルをペアにすることによって、スリル(背筋がぞくぞくする感覚)が増しました。途中、マンガっぽくなるのは、もともとマンガですから素のままです。アイドル女性の心理描写がいい。お説教ぽい部分が多々ありますが気になりません。次はどうなるという思考で元気が出ました。
デスノート L change the world ケーブルTV録画
この3本のなかでは、この作品がいちばんの好みです。最後の理屈っぽいやりとりはいただけませんが、全体をとおして映像が生きています。エルのセリフ「(ワタリが死んだ今、ワタリあての)贈り物は私が受け取ります。」、彼が背筋を伸ばす努力をするシーン、ドーナッツ類をおでんみたいにして愛着をこめて食べるしぐさ、エルたち3人が自転車で逃げる場面などに心がひかれました。
当時はやった鳥インフルエンザが下地になったストーリー展開です。エルが取り組んでいることはこれまでのデスノートと同じ内容です。あと23日で彼は死ぬという前提があります。命をむだにしすぎる映画ですが映画は映画です。楽しめました。彼は目的を達成して安らかに死ぬと予想しましたが、彼の死のシーンはありませんでした。彼は、案外いまもどこかで生きている。
この記事へのトラックバックURL
http://kumataro.mediacat-blog.jp/t84634
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません