2012年04月28日

南極料理人 映画

南極料理人 映画 ケーブルTV録画

 ニイヤ(大学院生)、ヒラさん(大気学者)、ボン(通信担当)、Dr.(北海道私立病院医師)、カネダヒロシ(隊長)、みことば?(よく聞き取れなかった。自動車会社社員。車両担当)、モトさん(極地研究所職員)、料理人はにしむらじゅん(海上保安庁調理担当)、8人による南極滞在四百何十日の記録です。
 ドーム基地は昭和基地からはるか1000km離れている。生物はいない。ついでに女性もいない。マイナス54℃の何もない世界です。標高3800mで気圧は日本の60%となっています。こういう設定で物語をどう展開させてゆくのかに興味が湧きました。閉鎖的な世界で人間はどう変化するのか。人体実験です。刑務所に収監されているようなものです。精神的な生き残り合戦です。チリの炭鉱爆発事故で地中深くに長期間閉じ込められた炭坑夫たちを思い出しました。
 隊員たちの関心は、食欲、性欲、物欲、支配欲のうちの食欲に注がれます。極地とはいえ、料理は豪華です。イセエビ、カニ、ステーキ。おいしそう。なかでもラーメン。観客にも彼らの気持ちがのり移ります。
 家族、ことにこどもとの関係に焦点があてられます。妻はその次で、恋人はそのあとです。隊員たちは家族に見放されます。彼らはこどもに還って(かえって)、野球をしたり、基地を棲家(すみか)にしたりします。
 妻子との関係では「(電話で話せる)近いけれど遠い」という感慨を味わうことになります。彼らは夢をみたような体験をしたのです。

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