2012年03月16日

許されざる者 映画

許されざる者 映画 ケーブルTV録画

 いい映画でした。1992年のアメリカ映画です。監督はクリント・イーストウッドです。若い男が娼婦の店で女を買う。女が男のセックスをばかにする。男は女の顔に傷を付ける。女とその家族は男への復讐を企てる。意地の張り合いです。仕返しについて考えました。殺したら殺される。人は他者から自尊心を傷つけられたときに他者を殺そうと決意する。殺しは永久に繰り替えされる。人には人を殺したい悪がある。
 アメリカ映画です。「銃」を正面にすえて問題提起があります。引き金を引くだけで生命を奪うことができる。引き金を引くことはなかなかできない。できないけれどできる瞬間がある。
 人間の味わいがある映画です。雨は天の恵み。自信は空威張り(からいばり)。更生を助けてくれた亡妻に恩あり。音楽もしっくりきます。
 物語は、殺人狂だったが今はおとなしくなった農夫のウイリアム・マニーが10年ぶりに賞金稼ぎのため殺し屋をすることになります。独裁者的正義感をもった保安官が登場します。マニーは目的を達成する過程で親友を失うことになります。許されないものとは他者の自尊心を傷つけた者を指します。
 時代は1878年から10年を経過したぐらいです。アメリカ映画ですが西部劇ではありません。現代社会にも同じ状況があります。信頼は大切です。「裏切らないって大切なことね」というセリフが心に残りました。人は人を殺さないために映画を見るし、小説を読むし、詩を唱えるし、音楽を聴く。家族を大切にして、コメディを見て気分転換をはかる。


この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t76839
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい