2009年06月10日

私の頭の中の消しゴム

私の頭の中の消しゴム DVD ジェネオンエンタテインメント㈱

 消しゴムが記憶を消していくのです。つまりアルツハイマー病ということです。
 若いカップルが見る恋愛映画なのでしょう。記憶を失う病気になってもわたしを愛してくれますかと映画を見ているふたりは、ささやきあうのでしょう。
 社長令嬢と工事現場監督との恋愛ということで、結婚までにそれなりの障害があります。地位や育ちの差別であったり、男性側の「人生はひとりで生まれてひとりで死んでいく」といった思い込みであったりもします。そして、女性側には不倫をしていたという過去もあります。
 映画は登場人物や観客に「許し」を求めてきます。トランプ手品とかバック・ミュージックがふたりの 雰囲気を盛り上げていきます。
 極限の悲しみを味わった人は「許し」の境地に達することができる。生きていくうえで、言葉とか記憶とかは必要ないといったんは思いついたのですが、やっぱり必要です。

(10日後にもういちど見ました。)
 冒頭にある、駅のプラットホームで、スジンさんが泣き出す意味が最初に見たときはわかりませんでした。2度目に見て、不倫相手との駆け落ちで、相手が来なかったことがわかりました。
 「許し」を象徴する言葉として、心の部屋をひとつ空けるというセリフが多用されています。日本人のわたしには意味がとれません。韓国人の方ならわかる身近なたとえなのでしょう。


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