2008年07月28日

京都 嵐電(らんでん)

京都 嵐電(らんでん)

 嵐電というのは、京福電気鉄道株式会社が運行する電車で、今年の5月ごろ広隆寺を訪れるときに初めて利用しました。
 四条大宮から太秦広隆寺まで乗車しました。乗車券を購入するときに料金が200円で、どこまで乗っても200円だったので戸惑いました。乗っている途中から道路上を走り出したので路面電車なのかと思いながら、江ノ電にも似ていると感じました。
 江ノ電のお客さんは観光客が多いのですが、嵐電のほうは、地元の人たちの利用者が多いことが、素敵な雰囲気をかもしだしています。
 着物姿の人をよく見かけますし、お年よりもこどもたちも男性も女性も入り混じって、生活に関する日常会話をしておられます。子どもの頃に利用した乗り合いバスの雰囲気が今も残っています。
 今回は嵐山駅から四条大宮駅まで利用しました。やはり高齢者やちいさなこどもたちが多く、障害者も含めて、自家用車の利用がしにくい人たち、そういった人たちに大切なお客さまとして接していくこと、そうすれば鉄道が、これからも生き残っていけると感じました。
 今読んでいるのは「寅さんが愛した汽車旅」南正時著です。わたしがまだ小さかった頃、夜行列車で聞いた遮断機の鐘の音とか、山々に設置されていた広告看板を思い出します。

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