2024年03月22日
VIVANT(ヴィヴァン) TBS日曜劇場ドラマ
VIVANT(ヴィヴァン) TBS日曜劇場ドラマ Tver(ティーバー)と地上波の録画(お正月のとき)
話題になったドラマですが、わたしには、なんだかわかりません。
たまたまTverで別の番組を観ていて、このドラマの第五話までを3月9日土曜日まで放送していたので、いっきに観ようと挑戦してみました。
最初は、タイトルの読みもわかりませんでした。ヴィバントかな? Tは読まないようです。
前知識として、推理仕立ての展開が良かったという評判を耳にしたことがあります。わたしがいつも見ている東野&岡村の旅番組、『旅猿』で、インドを訪れた東野幸治さんが、飛行機の移動時間で、機内にて、全部を観たというコメントがありました。
その後のニュースでは、日本ではうけたけれど、外国ではうけなかった。興行収入としては、赤字で終わった。次回作の製作予定はいまのところないというものでした。
日本では砂漠は珍しいけれど、外国では砂漠の風景は珍しくない。ストーリー展開について、山や谷が浅かった。そんなことが書いてある記事を読みました。
第一話と第二話を続けて観ました。
う~む。あまりおもしろくない。
お金の話です。
どこかで聞いたようなニュースの話題です。
大金を誤送金したら、受け取った相手にお金を奪われてしまった。返してくれない。
お金を返してくださいというようなことが物語の素材です。
なんだか、せこい。
生きるか死ぬかの話ではありません。
深刻な人間ドラマがあるようには思えません。
推理を楽しむ頭の体操ドラマだろうか。
日本の大きな商事会社が、振り込みで、誤送金をしてしまった。
そのお金は、外国にある。
バルカ国際銀行に振り込んだ。
少女(ジャミーン。難病をもっているようです)が出てきて、少女が話の鍵をもつなにかをにぎっているようです。
国としては、モンゴルの西あたりにある国です。『バルカ共和国』という国で、首都は、『クーダン』です。
拳銃で脅して(おどして)言うことをきかせる国です。
<おカネ、おカネ、おカネが欲しいというドラマか>
昔のヤクザ映画みたいなシーンもあります。
おまえらを殺して、俺も死ぬ。ダイナマイトを体に巻いてまわりの人間を巻き添えにして自爆する。
(う~む。おもしろいとは思えません)
BGM(バックグラウンドミュージック)で、話を引っ張る手法法です。ずーっとBGMが流れます。音楽で観ている人間の感情を操作誘導する手法を、自分はキライです。自然な音が好ましい。
スマホからときおり、人工知能のような女性の声が聞こえてきます。ゲームみたいです。
きれいに並んだ車の渋滞は、車の展示ショーのようです。
アクションは、豪快ではある。
『VIVANT(ヴィヴァン)』の意味の解読が始まります。
結局は、日本におけるテロ防止のための組織、その組織の隊員をさすことがわかります。
人間を描く物語性が薄いのではないか。
商社内部のだれかが、誤送金事故が起きるように画策して実行した。その犯人を他人(堺雅人さん)になすりつけた。そんな話です。
容疑者は5人います。
水上了(みずがみ・りょう)、宇佐美哲也、長野利彦、原智彦、太田梨歩
ときおり、もうひとりの堺雅人さんが出てきて、堺雅人さん同士で会話をします。自問自答だろうか。マンガみたい。ほかのことも含めて、内容が軽いような。
パレスチナガザ地区の地下道みたいな場所が映ります。
自衛隊の組織のことであれやこれや、長い話がありました。
『別班(べっぱん。ヴィヴァンのことらしい)』が、日本でのテロを防いでいる。
砂漠をラクダに乗って移動しているところで終わりました。
砂嵐も来ました。
いつのまにか、ラクダからひとりがいなくなりました。背中に乗っていたのに、移動中に転落したか、自らどこかへ姿を消したか、わかりません。
第三話
モンゴルあたりの砂漠の風景をバックにしたロケ映像が続きます。
誤送金に関する決算まであと7日間だそうです。
頭で考えるのか、気持ちで考えるのか。ラクダから転落してしまった柚月薫(ゆづき・かおる)女医を救わねばなりません。
う~む。セリフが大人(おとな)のセリフではありません。
ロールプレイングゲームの映像を見ているようです。テレビゲームです。
ラクダに話しかけるのは変です。
会話をはじめ、いろいろマンガ的です。
もう見るのはやめようかという気持ちになります。時間がムダだと。退屈な流れです。
このドラマは、どこが良くてあんなにいい評判だったのだろう。
宣伝が誇大だったのではなかろうか。そんな気持ちになりました。
そういえば、自分のまわりにいる人間たちとの日常会話の雑談で、このドラマのことが話題になることもありませんでした。
誤送金された億単位の大金は宝石に代えられた。
舞台は日本、東京都内に移って、サイバー犯罪担当で、濱田岳さんが出てきました。
サーバー室への侵入があります。
ここ最近、大きな組織は、サーバーを置くというやりかたではなく、クラウドというものを使っているのではないかという、自分の少ないIT知識で疑問に思いました。
隠れ場所として、床下の利用か。そういえば、床はそういう構造でした。床下にコンピューター関係の線を中心に、はわせてありました。あの床を何と言ったっけ? う~む。思い出せない。なんとかフロアだ…… 二重床のことだ。思い出しました。『OAフロア』だ。仕事をリタイアしてもう何年もたつので忘れていました。オフィスオートメーション、フリーアクセスフロアーのことです。事務室において、配線を収納するための二重床です。
第四話
なんだか薄っぺらい進行です。見ていても、気持ちをドラマに没頭させることができません。
少女ジャミーンの扱いは今後どうなっていくのだろうか。まだ今はわき役です。
誤送金の陰謀が徐々に明らかになっていきます。
人の履歴にこだわります。学歴にこだわります。若い時の空白期間(2年ぐらい)にこだわります。(特殊な訓練を受けていた期間であろうという推理のもとに)
警察公安(テロ対策部署)の人たちがいっぱい出てきます。
いままで、長い時間観てきて、前評判ほどおもしろくないと失望していました。なんとなく義務感でここまで見てきました。
この第四話、あと残り30分のところで、『時(とき)』が訪れました。
そういうことか! いっきに、爽快な(そうかいな)気分が、胸いっぱいに広がりました。胸がすーっとしました。感動しました。
すごいなあ。おもしろい!!
(ここにはその理由は書けません)
たいしたもんです。
いいドラマです。
恐ろしい(おそろしい)話が続きます。
SNSは、犯罪の温床(おんしょう。原因になる場所。ソーシャル・ネットワーキングサービス)ですな。
テロの標的は、日本です。
第五話
意外だったこととして、ドラムという外国人役の男性は、外見が太くてごついので、そのようなキャラクター(腕力が強くて暴れ者という個性。プロレスラーみたいな)だと思っていたら違いました。反対でした。優しくて強くもない。そして、セリフがないのです。スマホの翻訳機能を使用して日本語を表現します。
今回のTVer(ティーバー)による動画配信は、第五話までしかないので、感想はここで終わりです。
自分としては、第四話までで終わりで良かった。
そんな気分と感想です。
では、第五話の感想を付け足します。
始まった映像で、出演者に、『キムラ緑子さん』のお名前を見つけました。先月、ミュージカル『トッツイ―』で、舞台にあがっておられました。オーディションの審査をされていたようなシーンを覚えています。
警視庁があって、自衛隊のテロ防止組織があって、テロリストの集団がある。
日本がテロの標的になっている。
そこに、『復讐』がからんでくる。
そんな構図のドラマです。
堺雅人さんはときに、先日観ていたNHKドラマ『正直不動産』の主役山下智久さんのようになります。強い風が吹くと、山下さんは正直者になるのです。堺さんは、頭が痛くなると、しっかりさん(人物。強気の人)が出てきます。
いいなと思ったセリフです。『お前は自分の仕事をしただけだ。(あなたに恨み(うらみ)などない)』(現実社会での仕事というものは、会社や組織から与えられた役回りを演じて、自分の役割を果たすということです。自分個人の感情や考えは抑えます(おさえます)。ときには、自分が考えている意見と反対の言動を相手にしなければならないこともあります。たいへん苦しいです。だけど、給料というお金をもらうためには、そうするしかないのです)
バルカ共和国の警察のボスの手のひらは、事務屋さんの手のひらです。きれいで、柔らかそうで小さい。とても警察職員の手には見えません。体を使う労働者の手は、ごつくて大きいのです。
話の筋立てが、薄っぺらい。
脅迫で相手を従わせることが、このドラマの柱です。もういいかなという気分になりました。
最後のほうのどんでんがえしは予想できました。
第六話~最終話(第十話 地上波の録画)
第五話までで、自分は終わりのつもりでいましたが、第六話以降最終話まで見ることができました。
年始に地上波で放送されたものが、テレビに録画されていました。地震騒ぎとか、羽田空港航空機衝突炎上事故とかで、録画予約を入れてあったことを忘れていました。
されど、第六話以降の感想も、第五話までの感想と同じです。このドラマは、第四話で終わっておけば良かった。
登場人物の皆さんは、画面映像の中で盛り上がるのですが、IT(インターネットテクノロジー)にうといわたしには何のことかわかりません。内容が、ハッカーとか、自分にとっては仕組みがわからないことです。
第八話で、黒澤監督映画を思い出しました。七人の侍です。第九話あたりでも同じくそう思いました。
彼らが動く動機がわかりません。人間が生きていくための主題(テーマ)が弱い。
明確で現実的なメッセージとか、意志が伝わってきません。
地上波録画の画面に、能登半島地震のテロップが何度も表示されます。この再放送されたドラマは、今年、1月3日あたりの放送でした。
半導体の原料となる、『フローライト』を手に入れるために土地を買収する。『フローライト』は、莫大(ばくだい)な利益を生む。
モニター:テロ組織(テント)の指示で動く人間
山陰地方の『たたら』の話が出ます。以前、東野&岡村の旅猿という番組で、ふたりが現地を訪れたことがありました。製鉄の手段で、熱い熱を出すための設備でした。足で踏んで、空気を送る。
砂漠を走るのは、ラジコンのミニカーで、空を飛ぶのもラジコンのヘリコプターでした。(映像では、本物のつもりです)
なんでも殺しちゃうのね。
拷問を加えることもあります。
なんてひどい番組なんだという気持ちになりました。
お茶の間で楽しむ娯楽ではありません。
(そして、ひんぱんに、能登半島地震の情報が、画面にテロップで現れます)
ドラマでは、過去からの経過説明がとても長い。
なんだか、軽々しい(かるがるしい)。
暴力ばかりです。
最終話は、手品の(てじなの)種明かしを見るようでした。
お金というものは、だれかがひとり占めしょうとすると、かなりもめます。
ドラマでは、お金を分配する話が出ます。
ドラマでは、この世では、お金だけが大事な世の中として現実を訴えます。
かけひきがあります。
策略もあります。
言葉数が多い。
説明に聞こえます。
心に響きません。
根っこは、『復讐(ふくしゅう)』か。
自分のキャリア(出世、昇進)のために、他人を捨てる人が上位の地位にのぼっていく。
理屈が多い。
前置きが多い。
(ショックだったこと)
最初は、この話は、TVer(ティーバー)で第五話まで観て、このドラマを観るのは、第五話、そこで終わり(第六話以降のTVerでの放送はないため)と思っていました。
三年前に相次いで亡くなった高齢の義父母宅から、ふたりが見ていた録画機能付きのテレビをうちへ運んできて、居間ではない部屋で時々見ているのですが、VIVANT(ヴィヴァン)の第五話以降を年始に録画予約していたことを失念していました。
能登半島地震とか翌日の羽田空港航空機衝突炎上事故の騒ぎで、録画予約をしたことを忘れていました。先日、テレビの録画ボタンを押してようやく思い出しました。どこかの政治家みたいに、記憶がないんですよねみたいな状態です。自分でやっておいて、覚えがないのです。政治家たちもわたしも、認知症が始まっていてもおかしくない年齢です。
今は3月下旬で、大きな地震が起きた元旦からもう三か月が経過しようとしています。月日が経つのは早いものです。時間は淡々と確実に過ぎていきます。
これ以上認知症みたいにならないように、頭を使って心身ともに健康で長生きしたいものです。
話題になったドラマですが、わたしには、なんだかわかりません。
たまたまTverで別の番組を観ていて、このドラマの第五話までを3月9日土曜日まで放送していたので、いっきに観ようと挑戦してみました。
最初は、タイトルの読みもわかりませんでした。ヴィバントかな? Tは読まないようです。
前知識として、推理仕立ての展開が良かったという評判を耳にしたことがあります。わたしがいつも見ている東野&岡村の旅番組、『旅猿』で、インドを訪れた東野幸治さんが、飛行機の移動時間で、機内にて、全部を観たというコメントがありました。
その後のニュースでは、日本ではうけたけれど、外国ではうけなかった。興行収入としては、赤字で終わった。次回作の製作予定はいまのところないというものでした。
日本では砂漠は珍しいけれど、外国では砂漠の風景は珍しくない。ストーリー展開について、山や谷が浅かった。そんなことが書いてある記事を読みました。
第一話と第二話を続けて観ました。
う~む。あまりおもしろくない。
お金の話です。
どこかで聞いたようなニュースの話題です。
大金を誤送金したら、受け取った相手にお金を奪われてしまった。返してくれない。
お金を返してくださいというようなことが物語の素材です。
なんだか、せこい。
生きるか死ぬかの話ではありません。
深刻な人間ドラマがあるようには思えません。
推理を楽しむ頭の体操ドラマだろうか。
日本の大きな商事会社が、振り込みで、誤送金をしてしまった。
そのお金は、外国にある。
バルカ国際銀行に振り込んだ。
少女(ジャミーン。難病をもっているようです)が出てきて、少女が話の鍵をもつなにかをにぎっているようです。
国としては、モンゴルの西あたりにある国です。『バルカ共和国』という国で、首都は、『クーダン』です。
拳銃で脅して(おどして)言うことをきかせる国です。
<おカネ、おカネ、おカネが欲しいというドラマか>
昔のヤクザ映画みたいなシーンもあります。
おまえらを殺して、俺も死ぬ。ダイナマイトを体に巻いてまわりの人間を巻き添えにして自爆する。
(う~む。おもしろいとは思えません)
BGM(バックグラウンドミュージック)で、話を引っ張る手法法です。ずーっとBGMが流れます。音楽で観ている人間の感情を操作誘導する手法を、自分はキライです。自然な音が好ましい。
スマホからときおり、人工知能のような女性の声が聞こえてきます。ゲームみたいです。
きれいに並んだ車の渋滞は、車の展示ショーのようです。
アクションは、豪快ではある。
『VIVANT(ヴィヴァン)』の意味の解読が始まります。
結局は、日本におけるテロ防止のための組織、その組織の隊員をさすことがわかります。
人間を描く物語性が薄いのではないか。
商社内部のだれかが、誤送金事故が起きるように画策して実行した。その犯人を他人(堺雅人さん)になすりつけた。そんな話です。
容疑者は5人います。
水上了(みずがみ・りょう)、宇佐美哲也、長野利彦、原智彦、太田梨歩
ときおり、もうひとりの堺雅人さんが出てきて、堺雅人さん同士で会話をします。自問自答だろうか。マンガみたい。ほかのことも含めて、内容が軽いような。
パレスチナガザ地区の地下道みたいな場所が映ります。
自衛隊の組織のことであれやこれや、長い話がありました。
『別班(べっぱん。ヴィヴァンのことらしい)』が、日本でのテロを防いでいる。
砂漠をラクダに乗って移動しているところで終わりました。
砂嵐も来ました。
いつのまにか、ラクダからひとりがいなくなりました。背中に乗っていたのに、移動中に転落したか、自らどこかへ姿を消したか、わかりません。
第三話
モンゴルあたりの砂漠の風景をバックにしたロケ映像が続きます。
誤送金に関する決算まであと7日間だそうです。
頭で考えるのか、気持ちで考えるのか。ラクダから転落してしまった柚月薫(ゆづき・かおる)女医を救わねばなりません。
う~む。セリフが大人(おとな)のセリフではありません。
ロールプレイングゲームの映像を見ているようです。テレビゲームです。
ラクダに話しかけるのは変です。
会話をはじめ、いろいろマンガ的です。
もう見るのはやめようかという気持ちになります。時間がムダだと。退屈な流れです。
このドラマは、どこが良くてあんなにいい評判だったのだろう。
宣伝が誇大だったのではなかろうか。そんな気持ちになりました。
そういえば、自分のまわりにいる人間たちとの日常会話の雑談で、このドラマのことが話題になることもありませんでした。
誤送金された億単位の大金は宝石に代えられた。
舞台は日本、東京都内に移って、サイバー犯罪担当で、濱田岳さんが出てきました。
サーバー室への侵入があります。
ここ最近、大きな組織は、サーバーを置くというやりかたではなく、クラウドというものを使っているのではないかという、自分の少ないIT知識で疑問に思いました。
隠れ場所として、床下の利用か。そういえば、床はそういう構造でした。床下にコンピューター関係の線を中心に、はわせてありました。あの床を何と言ったっけ? う~む。思い出せない。なんとかフロアだ…… 二重床のことだ。思い出しました。『OAフロア』だ。仕事をリタイアしてもう何年もたつので忘れていました。オフィスオートメーション、フリーアクセスフロアーのことです。事務室において、配線を収納するための二重床です。
第四話
なんだか薄っぺらい進行です。見ていても、気持ちをドラマに没頭させることができません。
少女ジャミーンの扱いは今後どうなっていくのだろうか。まだ今はわき役です。
誤送金の陰謀が徐々に明らかになっていきます。
人の履歴にこだわります。学歴にこだわります。若い時の空白期間(2年ぐらい)にこだわります。(特殊な訓練を受けていた期間であろうという推理のもとに)
警察公安(テロ対策部署)の人たちがいっぱい出てきます。
いままで、長い時間観てきて、前評判ほどおもしろくないと失望していました。なんとなく義務感でここまで見てきました。
この第四話、あと残り30分のところで、『時(とき)』が訪れました。
そういうことか! いっきに、爽快な(そうかいな)気分が、胸いっぱいに広がりました。胸がすーっとしました。感動しました。
すごいなあ。おもしろい!!
(ここにはその理由は書けません)
たいしたもんです。
いいドラマです。
恐ろしい(おそろしい)話が続きます。
SNSは、犯罪の温床(おんしょう。原因になる場所。ソーシャル・ネットワーキングサービス)ですな。
テロの標的は、日本です。
第五話
意外だったこととして、ドラムという外国人役の男性は、外見が太くてごついので、そのようなキャラクター(腕力が強くて暴れ者という個性。プロレスラーみたいな)だと思っていたら違いました。反対でした。優しくて強くもない。そして、セリフがないのです。スマホの翻訳機能を使用して日本語を表現します。
今回のTVer(ティーバー)による動画配信は、第五話までしかないので、感想はここで終わりです。
自分としては、第四話までで終わりで良かった。
そんな気分と感想です。
では、第五話の感想を付け足します。
始まった映像で、出演者に、『キムラ緑子さん』のお名前を見つけました。先月、ミュージカル『トッツイ―』で、舞台にあがっておられました。オーディションの審査をされていたようなシーンを覚えています。
警視庁があって、自衛隊のテロ防止組織があって、テロリストの集団がある。
日本がテロの標的になっている。
そこに、『復讐』がからんでくる。
そんな構図のドラマです。
堺雅人さんはときに、先日観ていたNHKドラマ『正直不動産』の主役山下智久さんのようになります。強い風が吹くと、山下さんは正直者になるのです。堺さんは、頭が痛くなると、しっかりさん(人物。強気の人)が出てきます。
いいなと思ったセリフです。『お前は自分の仕事をしただけだ。(あなたに恨み(うらみ)などない)』(現実社会での仕事というものは、会社や組織から与えられた役回りを演じて、自分の役割を果たすということです。自分個人の感情や考えは抑えます(おさえます)。ときには、自分が考えている意見と反対の言動を相手にしなければならないこともあります。たいへん苦しいです。だけど、給料というお金をもらうためには、そうするしかないのです)
バルカ共和国の警察のボスの手のひらは、事務屋さんの手のひらです。きれいで、柔らかそうで小さい。とても警察職員の手には見えません。体を使う労働者の手は、ごつくて大きいのです。
話の筋立てが、薄っぺらい。
脅迫で相手を従わせることが、このドラマの柱です。もういいかなという気分になりました。
最後のほうのどんでんがえしは予想できました。
第六話~最終話(第十話 地上波の録画)
第五話までで、自分は終わりのつもりでいましたが、第六話以降最終話まで見ることができました。
年始に地上波で放送されたものが、テレビに録画されていました。地震騒ぎとか、羽田空港航空機衝突炎上事故とかで、録画予約を入れてあったことを忘れていました。
されど、第六話以降の感想も、第五話までの感想と同じです。このドラマは、第四話で終わっておけば良かった。
登場人物の皆さんは、画面映像の中で盛り上がるのですが、IT(インターネットテクノロジー)にうといわたしには何のことかわかりません。内容が、ハッカーとか、自分にとっては仕組みがわからないことです。
第八話で、黒澤監督映画を思い出しました。七人の侍です。第九話あたりでも同じくそう思いました。
彼らが動く動機がわかりません。人間が生きていくための主題(テーマ)が弱い。
明確で現実的なメッセージとか、意志が伝わってきません。
地上波録画の画面に、能登半島地震のテロップが何度も表示されます。この再放送されたドラマは、今年、1月3日あたりの放送でした。
半導体の原料となる、『フローライト』を手に入れるために土地を買収する。『フローライト』は、莫大(ばくだい)な利益を生む。
モニター:テロ組織(テント)の指示で動く人間
山陰地方の『たたら』の話が出ます。以前、東野&岡村の旅猿という番組で、ふたりが現地を訪れたことがありました。製鉄の手段で、熱い熱を出すための設備でした。足で踏んで、空気を送る。
砂漠を走るのは、ラジコンのミニカーで、空を飛ぶのもラジコンのヘリコプターでした。(映像では、本物のつもりです)
なんでも殺しちゃうのね。
拷問を加えることもあります。
なんてひどい番組なんだという気持ちになりました。
お茶の間で楽しむ娯楽ではありません。
(そして、ひんぱんに、能登半島地震の情報が、画面にテロップで現れます)
ドラマでは、過去からの経過説明がとても長い。
なんだか、軽々しい(かるがるしい)。
暴力ばかりです。
最終話は、手品の(てじなの)種明かしを見るようでした。
お金というものは、だれかがひとり占めしょうとすると、かなりもめます。
ドラマでは、お金を分配する話が出ます。
ドラマでは、この世では、お金だけが大事な世の中として現実を訴えます。
かけひきがあります。
策略もあります。
言葉数が多い。
説明に聞こえます。
心に響きません。
根っこは、『復讐(ふくしゅう)』か。
自分のキャリア(出世、昇進)のために、他人を捨てる人が上位の地位にのぼっていく。
理屈が多い。
前置きが多い。
(ショックだったこと)
最初は、この話は、TVer(ティーバー)で第五話まで観て、このドラマを観るのは、第五話、そこで終わり(第六話以降のTVerでの放送はないため)と思っていました。
三年前に相次いで亡くなった高齢の義父母宅から、ふたりが見ていた録画機能付きのテレビをうちへ運んできて、居間ではない部屋で時々見ているのですが、VIVANT(ヴィヴァン)の第五話以降を年始に録画予約していたことを失念していました。
能登半島地震とか翌日の羽田空港航空機衝突炎上事故の騒ぎで、録画予約をしたことを忘れていました。先日、テレビの録画ボタンを押してようやく思い出しました。どこかの政治家みたいに、記憶がないんですよねみたいな状態です。自分でやっておいて、覚えがないのです。政治家たちもわたしも、認知症が始まっていてもおかしくない年齢です。
今は3月下旬で、大きな地震が起きた元旦からもう三か月が経過しようとしています。月日が経つのは早いものです。時間は淡々と確実に過ぎていきます。
これ以上認知症みたいにならないように、頭を使って心身ともに健康で長生きしたいものです。
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