2024年03月07日

路線バス乗り継ぎ対決旅 岩手県盛岡駅~青森八戸櫛引八幡宮

ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦in岩手盛岡駅~青森八戸櫛引八幡宮(くしびきはちまんぐう)。朝ドラ女優VS金メダリストの頂上対決 陣取り合戦in金メダリストの頂上決戦

太川陽介チーム:紺野まひる(元宝塚歌劇団所属。NHK朝ドラ『てるてる家族』に出演) (Wエンジン)チャンカワイ
河合郁人(かわい・ふみと)チーム:髙木菜那(平昌ピョンチャンオリンピックスピードスケートの金メダリスト) 宮本和知(元プロ野球選手。みやもとかずともさん。ロサンゼルスオリンピック野球の金メダリスト。もう何十年も前のことになりますが、伊豆の旅館で、新聞を読んでおられたのをお見かけしたことがあります)

 河合郁人チームが勝つといいなと思いながら観ていました。河合郁人チームが勝ちました。良かった。おめでとうございます。
 太川陽介チームが、6勝5敗2分けでしたので、これで、同じく6勝になりました。
 最後のほうで、河合郁人チームの髙木菜那さんが、負けたくないから、引き分けでもいいと発言されて、さすが勝負師と感心しました。最低限、負けることは避けたいのです。
 お互いに情報を集めて、作戦を立てて、実行していくわけですが、思いどおりにことは運びません。その中で、負けるのだけは、どうしてもイヤだという強い気持ちが伝わってきました。

 昨年青森の恐山(おそれざん)とか、岩手の三陸鉄道沿線あたりへ旅に行こうかとプランを立てたのですが、(結局クマが出るようだったので、行き先を鹿児島市内に変更しました)、そのときのプランにあった訪れたい観光地の場所が、今回の放送の映像で観ることができました。なかなか良かった。

 さきほど書いた自分の旅プランで、宿泊するつもりだった岩手県盛岡駅あたりの風景からスタートします。駐車場が広くて、周囲に高層ビルは見当たらない映像でした。

 番組内容は、路線バスで回りながら、市町村のチェックポイントを訪問して、ポイントを貯めていく方式です。一泊二日なので、それほど広範囲の移動は無理だろうと観ていて思いました。
 太川陽介さんは、えびすさんたちとの思い出の地、野辺地町(のへじまち。『松浦食堂』の人たちにたいへんお世話になりました)を訪れたい様子でしたが、なにしろ距離があります。本数が少ないいなかの路線バスではなかなかむずかしかったようです。岩手と青森の県境あたりをウロウロするのがせいいっぱいでした。

 太川陽介チームが訪れた、『龍泉洞(りゅうせんどう)』は、自分がつくった旅プランでも訪れたい場所でした。鍾乳洞(しょうにゅうどう)の地底にある泉で、濃いブルーの色をした水です。ドラゴンブルーの地底湖と紹介がありました。水深35mだそうです。映像で観ることができました。ありがとう。

 河合郁人チームは、岩手山が見える道路をバスで北上して行きました。わたしも、レンタカーで高速道路を走りながら岩手山を見ようとしたことがありますが、そのときは、あいにくの天気で見ることができませんでした。今回の映像でも山頂付近は雲に隠れていました。残念です。

 雪がすごい。さすが東北地方です。
 
 地元の人がおもしろい。バスの時刻をたずねたら、各戸に配布されたバス時刻表を捨てたというような返答で笑いました。(自分たちは自家用車で移動するから、バスには乗らないということでしょう)
 さらに、バスは原則平日だけの運行で、例外として土日は、事前に電話連絡の予約があれば運行されるというものでした。なるほど。
 
 両チームとも二日で一万円までのタクシー代を有効活用されました。だいぶ、タクシーの使いどころに慣れてこられたようです。
 
 太川陽介さんは加齢の気配がただよっています。まず、顔色が悪い。お顔が、お年寄りの顔つきに変化してきています。それから、ぼーっとしていて、バスの発車時刻に対する集中力が衰えています。(おとろえています)。また、歩き続けていて、チェックポイントの食堂を通り過ぎるところでした。同行のゲストさんたちは、太川陽介さんについていくだけではいけません。補助者としての役割を果たさなければ勝負に負けてしまいます。

 なんとか村にあるとうふでんがくのお店が良かった。なつかしい昭和の光景がありました。
 あかちゃんをおんぶしているお母さんがおられました。
 やはり、あかちゃんは、おんぶがいい。あかちゃんも安心したお顔をしていました。見ているほうも気持ちが落ち着きます。
 村の人口は、2400人ぐらいだそうです。都会だと、背の高いマンションがあるので、500m四方に、何千人もが住んでいたりもします。

 甘茶(あまちゃ)というお茶を初めて見ました。
 演者の皆さんは疲れもあってか、甘茶を飲んで、心身共に元気を回復されていました。

 ときおりガラ系の携帯電話から流れ出てくるえびすよしかずさんの、『陣とられましたよ(じんとられましたよ)』の呼びかけがいい。えびすさんのとぼけた顔が頭に浮かんで気持ちが和みます(なごみます)。

 朝6時37分発の久慈駅行バス(くじえき)に太川陽介さんチームの三人が乗車されました。(番組の中で、ゲストさんが、「くじ」を時刻の「9時」と勘違いされたシーンがあって笑いました)
 海辺の道を北上します。海は、朝早い路線バスに乗ると景色がとてもいいです。きれいです。NHK朝ドラのロケ地になった海岸の滝や海の岩が次々に出てきます。昨年の前半は、『あまちゃん』の再放送をNHKBSで楽しみました。今回の路線バスの車窓からドラマで観たことがある場所を観ることができて良かったです。『あまちゃん』のロケ地巡りです。
 太川陽介さんは、『あまちゃん』を観ていなかったようで、反応が薄かったように見えました。チャンカワイさんは、『あまちゃん』の大ファンのようで、たいへん感激されていました。

 河合郁人チームは、路線バスでいっしょになった地元の女子高生から、バスターミナルやバス路線、ゴールの櫛引神社の位置など、貴重で重要な情報をたくさん仕入れました。そこが、今回の勝利につながっていると思います。地元の、とくに学生さんからの情報は有益です。

 ラピアバスセンターの案内所で鉢合わせになった両チームのようすは緊張感がただよっていました。お互いに自分たちの作戦を知られないように、案内所の職員さんと筆談をしていました。このバス対決旅では、メモ帳は必携(ひつけい。必ず手にもっておく)です。
 宮本和知さんが、すぐ隣にいる太川さんと河合さんが、ひとことも言葉をかわさなかったと驚いておられました。本気の勝負なのです。

 いなかの昼間の飲食店は閉店時刻が都会よりもかなり早い。
 しかたがありません。お客さんが来ないのですから、お店を開けていても、人件費や水光熱費がかかります。
 太川陽介チームがたどりついたチェックポイントのラーメン店は、15時オーダーストップ。15時半閉店でした。
 でも、わたしは、河合郁人チームを応援していたので、うれしかったです。次回は、太川陽介チーム応援するかもしれません。がんばってねーー

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