2023年09月07日
夜をあるく マリー・ドルレアン作 よしいかずみ訳
夜をあるく マリー・ドルレアン作 よしいかずみ訳 BL出版
絵本です。
読み終えましたが、いまいち趣旨がわかりませんでした。
とりあえず本読みの感想です。
読み初めに、恩田陸作品『夜のピクニック』を思い出しました。映画化もされています。
異父きょうだいだったか、異母きょうだいだったかの同い年の高校生男女が高校行事としての夜中じゅう歩くピックニックに参加するのです。恋人同士になることはないふたりがそれぞれの生い立ちや立場を知っていて知らぬふりで、それでもなにかしらひかれあうというような内容だった記憶です。しみじみと情感が広がる作品です。
(映画の感想メモが残っていました。その一部です)
夜のピクニック 映画 ケーブルTV録画
異母きょうだい(同級生)がその秘密を隠しながら高校の歩行祭に参加する。ふたりは高校3年生で、男子が本妻の子ニシワキトオル、女子が愛人の子コウダタカコとなっている。男子は自分の運命を呪い、女子は男子に申し訳ないと詫びる心をもっている。互いを意識しあうふたりに会話はない。
単純に歩く。80kmを一昼夜かけて歩く。その営みの中で、組合せを変えながら高校生たちが今の自分の本音を相手に語りかける。素朴な映画です。ニューヨークに転校した女子高生の弟が伏線になります。転校した女子高生の彼女は弟に姿を変えて、同級生たちと一緒に歩いて、弟ジュンヤの口を借りて、自分の意見を友人たちにぶつけているのです。
さて絵本の感想です。
ママがこどもたちに言います。『やくそく、おぼえてる?』
やくそくは、最後まで文章では表現されません。家族そろって、山頂で朝日を見ましょうが約束なのでしょう。ゆえに真夜中の夜を歩くというよりは、朝方に近い夜明け近くの時間帯に歩くようなかんじです。
父がいて母がいて、兄は中学一年生か小学6年生ぐらいに見えます。
弟は、小学3年生か2年生ぐらいに見える絵です。
父は35歳ぐらい、母は33歳ぐらいに見えます。
勘違いがありました。兄だと思っていたら姉でした。髪の毛を三つ編みにしてありました。
若い家族です。みんなすらりとしたいいスタイルです。太っている人はいません。
紺色と白の世界で描いてある絵本です。
読み終えたので山へ行くとわかっているのですが、読んでいるときは(どこにいくのだろう?)と思いながら読んでいました。
4階建てか5階建てのホテルは立派な建物です。
窓のあかりがきれいです。(絵本の文章には「シャンデリア」みたいと書いてあります)
だんだん街から離れていきます。
色調は黒ではなく紺(こん)です。
絵を見ていて思う。
わたしがこどもの頃、もう60年以上前、この絵のような風景の夜が実際にありました。
絵本の中では、列車が走っています。
わたしがこどものころは、線路の上では、蒸気機関車が走っていました。
4人家族は、森の中を歩き始めました。
どこへ、なにをしに行くのだろう。
『やくそく』ってなんだろう。
満点の星空と葉っぱが繁る(しげる)森林があります。
自然の光景です。
満月です。(これを書いている8月31日木曜日は「スーパーブルームーン」の日です。月が地球にもっとも近いそうです)
絵本のなかでは、カエルが鳴いています。
作品『星の子』のシーンを思い出すような絵です。
宗教がらみの宗教二世のこどもの小説・映画でした。芦田愛菜さんが主演でした。
絵本の星空は、学生だったわたしが新聞配達をしていたときに見上げた星空に似ています。
冬の朝方はまだ暗く、朝刊の配達が終わっても夜空はまだ暗く、たくさんの星が頭上で輝いていました。
流れ星というものはけっこうひんぱんに流れていて、めずらしいものでもありませんでした。
絵本のなかのファミリーは、小高い山に登っていきます。
山の上で時を待つ。
う~む。まぶしい。
さわやかではある。
さわやかではあるけれど、絵本のメッセージはなんだろう。
読み手はなにを感じたらいいのだろう。
とてもきれいな朝日の絵です。
まぶしい。
生きている喜びを表現してあるのだろうか。
(ほかの人の感想を拾ってみました)
文章よりも、絵を楽しむ本だったようです。
絵本です。
読み終えましたが、いまいち趣旨がわかりませんでした。
とりあえず本読みの感想です。
読み初めに、恩田陸作品『夜のピクニック』を思い出しました。映画化もされています。
異父きょうだいだったか、異母きょうだいだったかの同い年の高校生男女が高校行事としての夜中じゅう歩くピックニックに参加するのです。恋人同士になることはないふたりがそれぞれの生い立ちや立場を知っていて知らぬふりで、それでもなにかしらひかれあうというような内容だった記憶です。しみじみと情感が広がる作品です。
(映画の感想メモが残っていました。その一部です)
夜のピクニック 映画 ケーブルTV録画
異母きょうだい(同級生)がその秘密を隠しながら高校の歩行祭に参加する。ふたりは高校3年生で、男子が本妻の子ニシワキトオル、女子が愛人の子コウダタカコとなっている。男子は自分の運命を呪い、女子は男子に申し訳ないと詫びる心をもっている。互いを意識しあうふたりに会話はない。
単純に歩く。80kmを一昼夜かけて歩く。その営みの中で、組合せを変えながら高校生たちが今の自分の本音を相手に語りかける。素朴な映画です。ニューヨークに転校した女子高生の弟が伏線になります。転校した女子高生の彼女は弟に姿を変えて、同級生たちと一緒に歩いて、弟ジュンヤの口を借りて、自分の意見を友人たちにぶつけているのです。
さて絵本の感想です。
ママがこどもたちに言います。『やくそく、おぼえてる?』
やくそくは、最後まで文章では表現されません。家族そろって、山頂で朝日を見ましょうが約束なのでしょう。ゆえに真夜中の夜を歩くというよりは、朝方に近い夜明け近くの時間帯に歩くようなかんじです。
父がいて母がいて、兄は中学一年生か小学6年生ぐらいに見えます。
弟は、小学3年生か2年生ぐらいに見える絵です。
父は35歳ぐらい、母は33歳ぐらいに見えます。
勘違いがありました。兄だと思っていたら姉でした。髪の毛を三つ編みにしてありました。
若い家族です。みんなすらりとしたいいスタイルです。太っている人はいません。
紺色と白の世界で描いてある絵本です。
読み終えたので山へ行くとわかっているのですが、読んでいるときは(どこにいくのだろう?)と思いながら読んでいました。
4階建てか5階建てのホテルは立派な建物です。
窓のあかりがきれいです。(絵本の文章には「シャンデリア」みたいと書いてあります)
だんだん街から離れていきます。
色調は黒ではなく紺(こん)です。
絵を見ていて思う。
わたしがこどもの頃、もう60年以上前、この絵のような風景の夜が実際にありました。
絵本の中では、列車が走っています。
わたしがこどものころは、線路の上では、蒸気機関車が走っていました。
4人家族は、森の中を歩き始めました。
どこへ、なにをしに行くのだろう。
『やくそく』ってなんだろう。
満点の星空と葉っぱが繁る(しげる)森林があります。
自然の光景です。
満月です。(これを書いている8月31日木曜日は「スーパーブルームーン」の日です。月が地球にもっとも近いそうです)
絵本のなかでは、カエルが鳴いています。
作品『星の子』のシーンを思い出すような絵です。
宗教がらみの宗教二世のこどもの小説・映画でした。芦田愛菜さんが主演でした。
絵本の星空は、学生だったわたしが新聞配達をしていたときに見上げた星空に似ています。
冬の朝方はまだ暗く、朝刊の配達が終わっても夜空はまだ暗く、たくさんの星が頭上で輝いていました。
流れ星というものはけっこうひんぱんに流れていて、めずらしいものでもありませんでした。
絵本のなかのファミリーは、小高い山に登っていきます。
山の上で時を待つ。
う~む。まぶしい。
さわやかではある。
さわやかではあるけれど、絵本のメッセージはなんだろう。
読み手はなにを感じたらいいのだろう。
とてもきれいな朝日の絵です。
まぶしい。
生きている喜びを表現してあるのだろうか。
(ほかの人の感想を拾ってみました)
文章よりも、絵を楽しむ本だったようです。
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