2023年06月02日

あかちゃん誕生

あかちゃん誕生

 遠方に住む、甥(おい)っこのところに三人目のこどもが生れて、自分のきょうだいから動画が送られてきました。
 自宅のソファーの上で、まだ生まれて一週間ぐらいの男の子のあかちゃんを、兄である二歳半の長男がうしろからじょうずにだっこしています。まったくあぶなげなく、長男は、あかちゃんである弟をだっこしながらニタニタとうれしそうに笑っています。そのようすをもうすぐ五歳になる長女が見ていますが、あかちゃんに小さななにかを渡そうとしています。三人とも可愛い。
 年に二回ぐらい九州に帰省して、きょうだいや、甥姪(おい・めい)とそのこどもたちが集まって、大衆食堂で食事会を開いています。そのときにまた、動画に写っているあかちゃんにさわらせてもらおう。
 もみじのような五本指のちいさなやわらかい手で、熊じいさんの手のひとさし指一本(いっぽん)をぎゅっとつかんでもらうと、幸せな気分になれます。あかちゃんは、幸せ気分を運んでくれる天使です。
 うちの親族には、小学校低学年からあかちゃんまで、十人ぐらいのちびっ子がいて、集まるとにぎやかです。
 熊じいさんは、こどもたちに、絵本やおもちゃをプレゼントします。
 生まれたてのあかちゃんにも、また、読んで楽しい、いい気分になれそうな絵本をさがして渡す準備をしておきます。

 日曜日に放送されているテレビ番組の政治討論会では、少子高齢化のことが叫ばれています。『どうする少子化』です。
 じっさい、自分のまわりを見ると、未婚のまま老齢期を迎えている知人が多い。年齢的に、男も女も親の介護が終わって、今は自宅でひとり暮らしです。
 地域を見渡してみると、夫婦でもお子さんがいない家も多い。それぞれのお考えやご事情があるのでしょう。
 こどもを育てていくことはたいへんです。お金だけではなくて、自分が好きに使いたい自分の時間も子育てに奪われていきます。『こどものために』という、しっかりとした犠牲心と心構えがないと、うまくいかないこともあります。
 いまは、ケースバイケースの時代になりました。(それぞれ個別で事情が違う)
 こどもがたくさんいるところもあるし、そうでないところもあります。
 犠牲心も心構えもないところに、結婚しろ、こどもをつくれと、いくら呼びかけても効果はうすいような気がします。

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