2022年08月10日

マクセルアクアパーク品川

マクセルアクアパーク品川

 数年前から訪れたいと希望していたのですが、なかなか行けず、ようやく先日訪問することができました。
 行きたいと思い始めた最初のうちは『しながわ水族館』だと思いこんでいました。『しながわ水族館』は、品川区の公の施設で(おおやけのしせつ)で、マクセルアクアパーク品川とは別物で、品川区内の別の場所にあることを知ったのは、ずいぶんあとのことでした。

 品川駅前の広い道路を渡って、品川プリンスホテルの敷地内にあるのが『マクセルアクアパーク品川』でした。

 着いてすぐにドルフィンパフォーマンスショーが開催されるスタジアムを目指し、午後12時からのショーを楽しみました。
 なかなか良かった。
 15分間ほどの短時間ですが、演者もイルカも観客も集中力を切らすことなく、演舞場となるブルーのプールを見つめ続けます。
 歓声が沸き起こり、拍手も絶え間なく続き、光線がゆきかい、ダイナミックな音楽を背景にしながらの人とイルカが一体になったショーが大迫力です。堪能しました。(たんのう。十分満足した)
 緩急(かんきゅう。ゆっくり・はやく)の流れづくりがじょうずです。
 映像の演出が神秘的で宗教っぽい。場内にいる観客の声が一体化して気持ちがいい。ロシア風のバレエを観ているようでもあります。
 前列付近のプールから何列目かのシートまでは、イルカたちが水面をたたく水しぶきで観覧者は、びしょぬれになります。
 いっしょに行った、ちびっこの孫たちは大喜びで、最前列でずぶ濡れになりながら、その場で何度もジャンプして、大きな動作での手拍子を繰り返していました。

 わたしは、おじいさんなので、変なことを考えます。
 一生懸命に泳いで演技をするイルカたち(記憶がおぼろげですが、たしか7頭いました)を観ながら思ったのです。『イルカですら働いている。人間も働かねばならぬ』
 ていねいに見ていると、けっこう危険な瞬間もあります。スピードをうまくコントロールできないと、プールのふちや人と衝突する可能性があります。ただ、徹底的に管理されているようすがありますので、大丈夫です。非常に高度な演技がイルカにも演者である人間にも身についています。頭ではなく、体で演技を覚えているのです。





























 『(チケットを提示することで)再入場可能』だったので、ドルフィンパフォーマンスショーのあと、水族館の外に出て近くで昼食をとりました。
 急な傾斜の『いちょう坂』を下ったところにあったフードコートは超満員でした。道の反対側、階段をおりたところに秋田県の名物料理を出すお店があって、そこが穴場でした。
 定食とこども向けのランチもありました。お店に入って、奥のほうに掘りごたつ式のテーブルがありました。お客さんは少なかったです。こども連れでゆったりすごせました。

 食事を済ませて再入場したあと、ゆっくり水槽を見て回りました。
 トンネル方式で、お魚たちを下から見上げます。
 大きな魚、小さな魚、クラゲたちもいて、こどもたちは楽しそうに見学を続けていました。
 また、訪れてもいい。
 再入場可能ですから、ドルフィンパフォーマンスショーも複数回見ることができるでしょう。
 なお、水に濡れてもいいように、使い捨てみたいな100円のポンチョを売っていたので買いました。

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