2022年03月26日

トイストーリー3 動画配信サービス

トイストーリー3 2010年(平成22年) 1時間43分 動画配信サービス

 こどもさん向けのアニメです。
 このシリーズのなかで、この回の評判が一番良かったので観てみました。
 内容に関する詳しい前知識は、ありませんでした。
 観終わって、さわやかな気分になれました。
 感動があります。
 今年観て良かった一本です。

 以下、鑑賞の経過です。
 映像がきれいです。
 たくさんあるおもちゃの持ち主が、アンディで17歳。成長したので、大学へ進学します。
 アメリカ合衆国ですから、新学期の開始は秋です。

 ウッディ:カウボーイ
 バズ:宇宙飛行士

 もうおとなへの道を歩き出したアンディに、おもちゃたちは、遊び相手ではありません。
 おもちゃは、保管のために、ダンボール箱に入れられて、屋根裏部屋行きです。
 将来、アンディにこどもができたら、そのこどもとおもちゃたちが遊べるかもしれません。
 されど、手違いがあって、屋根裏で、保管されるべきおもちゃたちは、ごみ扱いにされてしまいました。
 そこから、どたばた騒ぎが始まります。

 演劇みたい。
 おもちゃたちは、人間がいる時といない時で、舞台ががらりと変わります。
 
 使わなくなったおもちゃ=(イコール)おじいちゃんとか、おばあちゃんの存在みたいなものと考えられます。(捨てないで!)

 ああ、手違いで、ごみ扱いだ。
 がんばれウッディ!

 おもちゃたちが、保育園に行けば幸せになれると思っていたら、乱暴におもちゃを扱うこどもたちがいっぱいいます。さらに、悪党、悪人のおもちゃが待ち受けていました。闘いの始まりです。
 どういうふうにこのさき、話を運ぶのだろう。

 あかちゃんの人形がかわいい(と思っていたら、悪人の一味でした(いちみ。仲間))

 アンディ対バズの対立があります。内輪もめです。
 仲良くしたいのに、対立します。

 アンディの動きがリアルでおもしろい。
 バズの曲芸のような動きが、かっこいい!
 画期的な新しい発想の映画です。

 だんだん、おとなの映画になってきました。
 バズは、洗脳されたロシア国民のようです。(時節柄、変な感想が始まります)
 
 人間もおもちゃも信じていた人に裏切られると、不信感の固まりになって心がすさみます。

 女性というのは、男をたぶらかす武器になるし、戦力になります。されど、それにとどまらず、愛情でまとめたので驚きました。

 上手な特殊撮影が、成功しています。

 悪党一味のボスが悪党である味方に攻撃されました。クーデター(反乱)です。
 ロシアは、反乱待ちの時間帯に入りました。

 なかなか複雑な心の動きを表現してあって、最終的に良い方向へと導いていることに感心しました。
 憎悪が変化して、幸福感に達するのです。たいしたストーリーづくりです。

 みんないっしょだ。がんばるんだ、の協力があります。
 敵を助けるのです。

 ピンチ、ピンチ、大ピンチの発生です。スリルがありました。
 どうするのどうするので、次のシーンを迎えます。
 何が起きたのか?
 神さまがいました。
 細かく丁寧につくってあります。
 文章ではわかりにくいかもしれませんが、おもちゃの片目がアンディ宅にあって、家の中の様子をみんなで見ることができます。

 児童の健全育成をめざす映画でした。
 こどもが成長して、大人の世界に入っていくということも表現してありました。

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