2022年03月07日

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 2007年 洋画 90分 動画配信サービス

 笑えました。
 今年観て良かった映画の1本です。

 車の鍵が、錠前(じょうまえ。南京錠のような形)だった始まりに笑いました。
 フランスカンヌは、フランス南部にあって、地中海に面した高級リゾート地のイメージです。このさきいつか、行けたら行きたいですが、政情不安で、コロナもあって、どうなるかわかりません。
 映画では、カンヌ映画祭をからめてありました。
 カンヌの風景は、海岸の一部だけでしたが、雰囲気はいい海でした。
 岬なのか、島なのかはわかりませんが、ブルーの海が水平に広がり、小船が浮かんでいて、一度じかに見てみたいという気になりました。

 カメラワーク(動き)が秀逸です。
 シーンを上手につなげてある映像です。
 イギリスから始まって、パリ市内、鉄道移動と、カメラワークがすばらしい。

 Mr.ビーンの表情がおもしろい。挙動不審な変な人です。
 ちょっと、奇人ぽくって、暗くて、薄気味悪いときもありますが、がまんはできます。
 日本人の笑いとはいくぶん違う部分もありますが、おおむね笑えます。
 
 手持ちの「ビデオカメラ」と「列車」といたずらとパニックと笑いです。

 鉄道駅のホームがあって、線路があって、フランスの田舎にあるホームには、人がいなくって、日本と同じ光景です。

 「(生活していく)つらさ」を「笑い」で忘れます。

 電話番号のくだりもおもしろい。
 英語のトラベルは、トラブルが由来であろうということがわかります。

 ビーンおじさんと少年と新米女優の冒険話が柱です。

 そして、お金がない。
 お金がないということは、物語が始まるきっかけになります。

 Mr.ビーンは、エンタテインメーター(芸人さん)です。
 よくあんなことができるなあ(体の動き)というシーンがたくさん出てきます。

 おいかけっことバックグラウンドミュージックがよく合っています。
 映像を観ながら何度か拍手を送りました。

 広大な平原での、黄色い菜の花畑の映像がよかった。
 すばらしい。

 どうしたらいいのと思うシーンが、何度も出てきます。

 それとも、これは、すべてビーンおじさんの「夢」なのか。
 
 幸せとは何か。音楽があって、ストーリーがあって、ダンスがあること。
 娯楽で、笑うということ。
 仲間といっしょにわいわいやれること。
 愛があること。
 それが、幸せ。
 
 きれいな女優さんでした。
 ざっくばらんな彼女の言動がいい。
 
 It‘s the show! これがショーだ!

 じつにおもしろかった。
 ラスト付近の車の屋根歩きもうまい。じつにうまい。

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