2022年02月08日
ティラノ部長 原作・鈴木おさむ 作画・したら領
ティラノ部長 原作・鈴木おさむ 作画・したら領(したら・りょう) マガジンハウス
『ティラノ』は、カバーの絵から察するに、大昔の地球上にいた恐竜『ティラノザウルス』のことでしょう。威圧感があって、肉食で、活発に活動するイメージです。両手が短くて、しっぽが長くて、強そうな見た目です。二本足で、ピョンピョン飛ぶようにスピーディに駆けながら(かけながら)獲物(えもの)を追いかけます。
26ページまで読んだところですが、かなりおもしろい。マンガです。先日まで、ドラえもんを読んでいたので、脳内にマンガ連続のイメージがあります。
職場で古いタイプの上司を『ティラノ部長』とし、彼の言動が時代遅れという扱いです。そのとおりだなと納得しつつ、心の中で笑いながら、目をとおしています。
原作の鈴木おさむさんという方は、お笑い芸人である森三中の大島美幸さんのご主人です。放送作家の方です。
ティラノ部長のモデルがいるような気がします。54歳の部長職です。大卒後、勤務年数32年です。ティラノ部長が若手のときは、当然、鬼のように働きました。
パワハラ、セクハラ、なんとかハラにめげずに、サービス残業はもちろんのこと、上司や同僚の私的なサポートも含めて、力の限りを尽くして働いてきたことでしょう。
読んでいて、主人公が愛おしくなる(いとおしくなる)ときがあります。
『プテラ課長』という37歳の人物が出てきます。このマンガでは、上司がみんな恐竜の姿で、部下は人間の姿をしています。
プテラ課長の由来は、鳥恐竜プテラノドンでしょう。
巨大なコウモリのようにも見える空を飛ぶ恐竜です。体重は軽そうです。人間関係の調整において、小回りがいい印象があります。
本は、第25話まであります。
2021年10月の初版です。
コロナ禍におけるサラリーマン物語でもあります。
飲み会をやろうとしても、若手はアルコールを飲みません。居酒屋では、お茶やジュース類の注文ばかりです。
ペリエとは何? 炭酸水。水、ミネラルウォーターでした。知りませんでした。注文してお金を払って水を飲むのです。年配の世代にはなかなか理解できません。
もうリタイヤした身なので、ZOOM(ズーム)というものを自分は知りません。ズーム。マンガでは、リモート会議で使用します。
『デロリアン』というのは、アメリカ映画『バックトゥザフューチャー』に出ていたタイムマシン式の機能をもつかっこいいスポーツカーのことでしょう。デロリアンに乗って、過去に戻ることを願うティラノ部長です。
ティラノ部長が手に持つ携帯電話のガラケーは、最近は、見かけなくなりました。ガラケーは、職場では、恥ずかしい存在だそうです。みなさん、スマホです。
ティラノ部長には離婚歴があるそうです。
マンガの絵を見ていて、哀しい(かなしい)気分になりました。
リゲイン:疲労回復のためのドリンク剤
(つづく)
読んでいると、たまに虚しく(むなしく)もなります。(嫌なことから逃れたくて(のがれたくて)何も考えたくないというからっぽな気持ち)
LINE Pay(ラインペイ)とは何? 電子決済サービス
さしあたって、自分には必要がありません。
こどもさんができない夫婦のつらさがあります。(不妊のことです)
読んでいると、いろいろと、つらくて、さみしい。
心の機微があります。機微(きび):かすかな動き。表面にはでない雰囲気。心の動き。心の変化。
言いたくても言えないことがあります。
インスタグラム:自分には何のことかわかりませんが、みんながやるからやるみたいです。
奥さんと別れた時の奥さんの言葉(離婚)『(あなたには、あるいは、わたしたちには)情(じょう)はあるけれど愛がないの』
仕事人間だったから、目は仕事を向いていて、目は妻を見ていなかった。
あわせて『愛を持続するには努力がいる』
(つづく)
読み続けています。
お笑い芸を見ているようです。
絵もきれいです。
マシーン(機械のように)になって働く労働者の哀愁と涙の人生があります。
なんというか、自分の人生は何だったのだろうかと後悔する内容で救いがありません。
ここまで、おもしろかったのですが、だんだん悲劇を見ている気分になってきました。
残念ですが、95ページにある奈良の大仏は、鎌倉の大仏の絵になっています。
老いた親の介護は、たいていの場合、だれにもついてくる難題です。
胸に響いた言葉として『結局私は会社員』
教訓として、サラリーマンは、奥さんを大事にしないと孤独になります。
なんだかすごいラストシーンでした。
人間ドラマがありました。
そうか。第2巻が出るのか。楽しみにしています。
『ティラノ』は、カバーの絵から察するに、大昔の地球上にいた恐竜『ティラノザウルス』のことでしょう。威圧感があって、肉食で、活発に活動するイメージです。両手が短くて、しっぽが長くて、強そうな見た目です。二本足で、ピョンピョン飛ぶようにスピーディに駆けながら(かけながら)獲物(えもの)を追いかけます。
26ページまで読んだところですが、かなりおもしろい。マンガです。先日まで、ドラえもんを読んでいたので、脳内にマンガ連続のイメージがあります。
職場で古いタイプの上司を『ティラノ部長』とし、彼の言動が時代遅れという扱いです。そのとおりだなと納得しつつ、心の中で笑いながら、目をとおしています。
原作の鈴木おさむさんという方は、お笑い芸人である森三中の大島美幸さんのご主人です。放送作家の方です。
ティラノ部長のモデルがいるような気がします。54歳の部長職です。大卒後、勤務年数32年です。ティラノ部長が若手のときは、当然、鬼のように働きました。
パワハラ、セクハラ、なんとかハラにめげずに、サービス残業はもちろんのこと、上司や同僚の私的なサポートも含めて、力の限りを尽くして働いてきたことでしょう。
読んでいて、主人公が愛おしくなる(いとおしくなる)ときがあります。
『プテラ課長』という37歳の人物が出てきます。このマンガでは、上司がみんな恐竜の姿で、部下は人間の姿をしています。
プテラ課長の由来は、鳥恐竜プテラノドンでしょう。
巨大なコウモリのようにも見える空を飛ぶ恐竜です。体重は軽そうです。人間関係の調整において、小回りがいい印象があります。
本は、第25話まであります。
2021年10月の初版です。
コロナ禍におけるサラリーマン物語でもあります。
飲み会をやろうとしても、若手はアルコールを飲みません。居酒屋では、お茶やジュース類の注文ばかりです。
ペリエとは何? 炭酸水。水、ミネラルウォーターでした。知りませんでした。注文してお金を払って水を飲むのです。年配の世代にはなかなか理解できません。
もうリタイヤした身なので、ZOOM(ズーム)というものを自分は知りません。ズーム。マンガでは、リモート会議で使用します。
『デロリアン』というのは、アメリカ映画『バックトゥザフューチャー』に出ていたタイムマシン式の機能をもつかっこいいスポーツカーのことでしょう。デロリアンに乗って、過去に戻ることを願うティラノ部長です。
ティラノ部長が手に持つ携帯電話のガラケーは、最近は、見かけなくなりました。ガラケーは、職場では、恥ずかしい存在だそうです。みなさん、スマホです。
ティラノ部長には離婚歴があるそうです。
マンガの絵を見ていて、哀しい(かなしい)気分になりました。
リゲイン:疲労回復のためのドリンク剤
(つづく)
読んでいると、たまに虚しく(むなしく)もなります。(嫌なことから逃れたくて(のがれたくて)何も考えたくないというからっぽな気持ち)
LINE Pay(ラインペイ)とは何? 電子決済サービス
さしあたって、自分には必要がありません。
こどもさんができない夫婦のつらさがあります。(不妊のことです)
読んでいると、いろいろと、つらくて、さみしい。
心の機微があります。機微(きび):かすかな動き。表面にはでない雰囲気。心の動き。心の変化。
言いたくても言えないことがあります。
インスタグラム:自分には何のことかわかりませんが、みんながやるからやるみたいです。
奥さんと別れた時の奥さんの言葉(離婚)『(あなたには、あるいは、わたしたちには)情(じょう)はあるけれど愛がないの』
仕事人間だったから、目は仕事を向いていて、目は妻を見ていなかった。
あわせて『愛を持続するには努力がいる』
(つづく)
読み続けています。
お笑い芸を見ているようです。
絵もきれいです。
マシーン(機械のように)になって働く労働者の哀愁と涙の人生があります。
なんというか、自分の人生は何だったのだろうかと後悔する内容で救いがありません。
ここまで、おもしろかったのですが、だんだん悲劇を見ている気分になってきました。
残念ですが、95ページにある奈良の大仏は、鎌倉の大仏の絵になっています。
老いた親の介護は、たいていの場合、だれにもついてくる難題です。
胸に響いた言葉として『結局私は会社員』
教訓として、サラリーマンは、奥さんを大事にしないと孤独になります。
なんだかすごいラストシーンでした。
人間ドラマがありました。
そうか。第2巻が出るのか。楽しみにしています。
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