2022年01月21日
ドラえもん 第31巻~第35巻 藤子・F・不二雄
ドラえもん 第31巻~第35巻 藤子・F・不二雄 てんとう虫コミックス 小学館
ユリゲラーのスプーン曲げとか(1970年代ころ)、Mr.マリック(1989年、平成元年のころ)のことが頭に浮かぶマンガの素材でした。(超能力とか超魔術とか)
日本での恐竜化石の発見:1978年。岩手県。こちらのマンガでは、恐竜の化石は、まだ日本では見つかっていないという設定でお話がつくってあります。
『アバレちゃん』は『アラレちゃん』でしょう。なつかしい。『Dr.スランプ アラレちゃん』テレビは1981年(昭和56年)から1986年(昭和61年)でした。
『島山あらら先生』は『鳥山明先生のこと』でしょう。
漫画家の願望が、ドラえもんのポケットから出てくる道具になっています。『アシスタントマシーン』
改造チョコQというのが出てきます。このころ、小さな車のおもちゃでチョロQというのがはやっていたことを思い出しました。
『超巨大スクリーン立体テレビ』本物みたいに見えるテレビです。
テレビ番組「アメトーク」の家電芸人を思い出しました。
高価で大きな画面のテレビは、映像がきめこまやかなので、くっきりと映り、人間が立体的に見えるそうです。
目の前に本物の人間がいるように見えるとうコメントがありました。
小学生へのおこづかいの話が出ます。おこずかいではありませんが、お正月に、うちに来た、ちびっこたちにお年玉をあげました。
硬貨の勉強ができるように、1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉を袋に全部入れて、各自に、年齢分のお年玉をあげました。
ちびっこたちは、金額よりも、硬貨の数がたくさん入っていてうれしいと笑顔でした。もうかった気分になれたようです。
『なんでも空港』は、紙を広げると空港になります。紙飛行機がたくさん着陸してきます。素敵でした。昆虫や鳥、おばけのQ太郎まで着陸してきて驚きました。
『だるまおとしハンマー』「だるまおとし」がヒントになっているマンガです。うちにも「だるまおとし」があります。けっこうちびっこにはうけます。
『絵本入りこみぐつ』内容は秀逸です。絵本の中に入ることができるのです。のび太が、浦島太郎とかシンデレラ姫のお話のなかに入っていきます。
一万円札の絵が出ています。しばらくしたら渋沢栄一さんの絵柄に変わります。(2024年度から。令和6年度)すでに、新札の印刷は始まっているようです。
マンガでは、昔は、ラーメンが30円で外食できたときがあったとか、おやつが一銭で買えた。壱厘(いちりん)という貨幣単位もあったと、パパとママがお話をしています。
貨幣価値が小さいというのは、中国の北京に旅した時に感じたことがあります。滞在中に使ったおみやげ代などは、日本円にすると数千円分で、一万円はかからなかった記憶です。
ジャイアン、スネ夫、静香と、そのほかの登場人物も含めて、どうもそれぞれモデルになるような人がいたのではなかろうかというのが自分の推測です。
ジャイアンの『剛田武』からタレントの『剛力彩芽(ごうりきあやめ)』さんを思い浮かべてしまいました。
のび太としずかちゃんの関係は、山里亮太さんと蒼井優さんのようにも見えます。
『フィーバー!! ジャイアンF・C(ファンクラブ。剛田タケシファンクラブです)』は、洋画『サタデーナイトフィーバー』からきているタイトルなのでしょう。1977年のアメリカ映画です。こちらのコミック本は1985年(昭和60年)の初版です。
のび太のママが、石油がいずれなくなってしまうという話をします。
マンガのその時代から、30年以上の時が流れて、現在、石油はまだあると思うのですが、脱炭素(炭素が発生する石炭や石油の化石燃料を使わない)社会への移行が求められています。
第33巻の最後付近にも、地球環境保護の訴えが素材になったマンガがあります。カーボンニュートラル(酸素と炭酸ガスの排出量と吸収量を同じくする)のことが書いてあります。
先見の明があるマンガです。このころは、まだなかった言葉『SDGs(持続可能な開発目標)』の意識があります。マンガでは、樹木が怒って(いかって)人間に抗議します。環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんみたいです。
マンガを読んでいると、のび太という少年はなまけ者です。
親近感が湧きますが、あきれて、嫌気がさすこともあります。
1910年、明治43年5月20日に、のび太のひいおじいさんである野比のび吉さんが書いた日記があります。内容は、「ハレー彗星(すいせい)」のことです。このときは肉眼で見えたそうです。
1986年2月にも地球に近づいていますが、見えにくい位置にあったそうです。
次は、2061年夏に来るそうです。年齢的に、もうわたしは観ることはできません。
しずかちゃんの入浴シーンが多すぎるような。
のび太の願望と妄想が強いのでしょう。
マンガのタイトル『いやになったらヒューズをとばせ』のリズムが、ヒットした邦画『カメラを止めるな!』と似ているという感想をもちました。
タイトル『ガッコー仮面登場』を見て、むかし『けっこう仮面』(1975年、昭和50年ころ)というお色気マンガがあったことを思い出しました。
さらに、昭和30年代の『月光仮面』も思い出しました。もうとうの昔に忘れていました。
ドラえもんを読むことは、認知症予防、老化防止・抑制になります。過去の記憶を取り戻すことができるのです。
『エスキーモ・エキス』夏の熱い時期に飲むと体が冷える飲み物です。なかなかいいアイデアです。
マンガのコミック本『ガラスのカメ』は『ガラスの仮面』のことでしょう。北島マヤと月影先生、劇団オンディーヌの姫川亜弓だった記憶です。二十代のころ、内臓の病気で三か月間ぐらい入院した時に毎日ベッドで読んでいました。
マンガでは、指人形劇で遊びます。自分も小学生の時にそんな遊びをしていました。
144ページに、のび太の長いセリフがあります。いつかはドラえもんと別れるときがくる。別れを予知しています。のび太は、それまでに自分はしっかりした人間にならなければならないと自分に言い聞かせます。
171ページの魚釣りをしている渓谷の絵を見て、長野県にある「寝覚めの床(ねざめのとこ)」を思い出しました。浦島太郎伝説がある場所です。
1986年(昭和61年)ころは携帯電話がまだなかったので、マンガの中では、ママが、魚釣りに行ったパパに連絡をとれません。
『ききがきタイプライター』は、話をすると文章が印刷されて出てきます。話したことが文章になる。今なら現実にあるのでしょう。
『自動ふりこみお年玉通帳』お年玉が手渡しではなく、通帳に振り込まれます。キャッシュレス、電子マネーの時代になりました。実現はしないほうがいいと思います。お年玉のありがたみがなくなります。
『全チャンネル壁掛けテレビ』以前、テレビで、ふたつの番組が画面に出るシステムがあったとおもいますが、今では見かけなくなりました。同時にふたつの番組を観るのは無理です。
『さか道レバー』自分で板を使って工作した車にドラえもんのレバーをつけて遊びます。読んでいて気づいたことです。ドラえもんの世界は、ピーターパンの世界と同じです。みんな、ずっとこどもの世界にいるのです。おとなになりたくない。
しずかちゃんの良かったセリフとして『勉強相手としては、のび太さんは適当じゃないのよね』のび太をみていると、宿題をやっても間違いの答ばかりのようで、宿題をやる意味がないのです。
民話『鶴の恩返し』に出てくる男性の名前が『与ひょう(よひょう)』という名前であることをこちらのマンガで知りました。
パパの会社が週休二日制になったという話が出ています。いまでこそ、週休二日制が当たり前のことになりましたが、日本では、大昔から週休二日制であったわけではありません。
1992年(平成4年)ごろから職場は、完全週休二日制になりました。(それまでは、時々週休二日制の移行期間がありました)
仕事のほうは、休みが増えた分、平日の勤務時間が長くなりました。それまでよりも始業時刻が早まって、終業時刻が遅くなりました。
共働きでこどもたちを保育園に預けていた我が家は、平日は、かえって、忙しく、あわただしくなった実感がありました。
休日は疲れ果てて親子そろって倒れるように寝込んでいました。まだ育児休業制度もスタートしたばかりの時期でした。
今の若い人たちは子育て制度に恵まれています。もっともわたしたちの先輩であった共働き世帯の方々は、わたしたちよりも、もっとご苦労されていました。
ユリゲラーのスプーン曲げとか(1970年代ころ)、Mr.マリック(1989年、平成元年のころ)のことが頭に浮かぶマンガの素材でした。(超能力とか超魔術とか)
日本での恐竜化石の発見:1978年。岩手県。こちらのマンガでは、恐竜の化石は、まだ日本では見つかっていないという設定でお話がつくってあります。
『アバレちゃん』は『アラレちゃん』でしょう。なつかしい。『Dr.スランプ アラレちゃん』テレビは1981年(昭和56年)から1986年(昭和61年)でした。
『島山あらら先生』は『鳥山明先生のこと』でしょう。
漫画家の願望が、ドラえもんのポケットから出てくる道具になっています。『アシスタントマシーン』
改造チョコQというのが出てきます。このころ、小さな車のおもちゃでチョロQというのがはやっていたことを思い出しました。
『超巨大スクリーン立体テレビ』本物みたいに見えるテレビです。
テレビ番組「アメトーク」の家電芸人を思い出しました。
高価で大きな画面のテレビは、映像がきめこまやかなので、くっきりと映り、人間が立体的に見えるそうです。
目の前に本物の人間がいるように見えるとうコメントがありました。
小学生へのおこづかいの話が出ます。おこずかいではありませんが、お正月に、うちに来た、ちびっこたちにお年玉をあげました。
硬貨の勉強ができるように、1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉を袋に全部入れて、各自に、年齢分のお年玉をあげました。
ちびっこたちは、金額よりも、硬貨の数がたくさん入っていてうれしいと笑顔でした。もうかった気分になれたようです。
『なんでも空港』は、紙を広げると空港になります。紙飛行機がたくさん着陸してきます。素敵でした。昆虫や鳥、おばけのQ太郎まで着陸してきて驚きました。
『だるまおとしハンマー』「だるまおとし」がヒントになっているマンガです。うちにも「だるまおとし」があります。けっこうちびっこにはうけます。
『絵本入りこみぐつ』内容は秀逸です。絵本の中に入ることができるのです。のび太が、浦島太郎とかシンデレラ姫のお話のなかに入っていきます。
一万円札の絵が出ています。しばらくしたら渋沢栄一さんの絵柄に変わります。(2024年度から。令和6年度)すでに、新札の印刷は始まっているようです。
マンガでは、昔は、ラーメンが30円で外食できたときがあったとか、おやつが一銭で買えた。壱厘(いちりん)という貨幣単位もあったと、パパとママがお話をしています。
貨幣価値が小さいというのは、中国の北京に旅した時に感じたことがあります。滞在中に使ったおみやげ代などは、日本円にすると数千円分で、一万円はかからなかった記憶です。
ジャイアン、スネ夫、静香と、そのほかの登場人物も含めて、どうもそれぞれモデルになるような人がいたのではなかろうかというのが自分の推測です。
ジャイアンの『剛田武』からタレントの『剛力彩芽(ごうりきあやめ)』さんを思い浮かべてしまいました。
のび太としずかちゃんの関係は、山里亮太さんと蒼井優さんのようにも見えます。
『フィーバー!! ジャイアンF・C(ファンクラブ。剛田タケシファンクラブです)』は、洋画『サタデーナイトフィーバー』からきているタイトルなのでしょう。1977年のアメリカ映画です。こちらのコミック本は1985年(昭和60年)の初版です。
のび太のママが、石油がいずれなくなってしまうという話をします。
マンガのその時代から、30年以上の時が流れて、現在、石油はまだあると思うのですが、脱炭素(炭素が発生する石炭や石油の化石燃料を使わない)社会への移行が求められています。
第33巻の最後付近にも、地球環境保護の訴えが素材になったマンガがあります。カーボンニュートラル(酸素と炭酸ガスの排出量と吸収量を同じくする)のことが書いてあります。
先見の明があるマンガです。このころは、まだなかった言葉『SDGs(持続可能な開発目標)』の意識があります。マンガでは、樹木が怒って(いかって)人間に抗議します。環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんみたいです。
マンガを読んでいると、のび太という少年はなまけ者です。
親近感が湧きますが、あきれて、嫌気がさすこともあります。
1910年、明治43年5月20日に、のび太のひいおじいさんである野比のび吉さんが書いた日記があります。内容は、「ハレー彗星(すいせい)」のことです。このときは肉眼で見えたそうです。
1986年2月にも地球に近づいていますが、見えにくい位置にあったそうです。
次は、2061年夏に来るそうです。年齢的に、もうわたしは観ることはできません。
しずかちゃんの入浴シーンが多すぎるような。
のび太の願望と妄想が強いのでしょう。
マンガのタイトル『いやになったらヒューズをとばせ』のリズムが、ヒットした邦画『カメラを止めるな!』と似ているという感想をもちました。
タイトル『ガッコー仮面登場』を見て、むかし『けっこう仮面』(1975年、昭和50年ころ)というお色気マンガがあったことを思い出しました。
さらに、昭和30年代の『月光仮面』も思い出しました。もうとうの昔に忘れていました。
ドラえもんを読むことは、認知症予防、老化防止・抑制になります。過去の記憶を取り戻すことができるのです。
『エスキーモ・エキス』夏の熱い時期に飲むと体が冷える飲み物です。なかなかいいアイデアです。
マンガのコミック本『ガラスのカメ』は『ガラスの仮面』のことでしょう。北島マヤと月影先生、劇団オンディーヌの姫川亜弓だった記憶です。二十代のころ、内臓の病気で三か月間ぐらい入院した時に毎日ベッドで読んでいました。
マンガでは、指人形劇で遊びます。自分も小学生の時にそんな遊びをしていました。
144ページに、のび太の長いセリフがあります。いつかはドラえもんと別れるときがくる。別れを予知しています。のび太は、それまでに自分はしっかりした人間にならなければならないと自分に言い聞かせます。
171ページの魚釣りをしている渓谷の絵を見て、長野県にある「寝覚めの床(ねざめのとこ)」を思い出しました。浦島太郎伝説がある場所です。
1986年(昭和61年)ころは携帯電話がまだなかったので、マンガの中では、ママが、魚釣りに行ったパパに連絡をとれません。
『ききがきタイプライター』は、話をすると文章が印刷されて出てきます。話したことが文章になる。今なら現実にあるのでしょう。
『自動ふりこみお年玉通帳』お年玉が手渡しではなく、通帳に振り込まれます。キャッシュレス、電子マネーの時代になりました。実現はしないほうがいいと思います。お年玉のありがたみがなくなります。
『全チャンネル壁掛けテレビ』以前、テレビで、ふたつの番組が画面に出るシステムがあったとおもいますが、今では見かけなくなりました。同時にふたつの番組を観るのは無理です。
『さか道レバー』自分で板を使って工作した車にドラえもんのレバーをつけて遊びます。読んでいて気づいたことです。ドラえもんの世界は、ピーターパンの世界と同じです。みんな、ずっとこどもの世界にいるのです。おとなになりたくない。
しずかちゃんの良かったセリフとして『勉強相手としては、のび太さんは適当じゃないのよね』のび太をみていると、宿題をやっても間違いの答ばかりのようで、宿題をやる意味がないのです。
民話『鶴の恩返し』に出てくる男性の名前が『与ひょう(よひょう)』という名前であることをこちらのマンガで知りました。
パパの会社が週休二日制になったという話が出ています。いまでこそ、週休二日制が当たり前のことになりましたが、日本では、大昔から週休二日制であったわけではありません。
1992年(平成4年)ごろから職場は、完全週休二日制になりました。(それまでは、時々週休二日制の移行期間がありました)
仕事のほうは、休みが増えた分、平日の勤務時間が長くなりました。それまでよりも始業時刻が早まって、終業時刻が遅くなりました。
共働きでこどもたちを保育園に預けていた我が家は、平日は、かえって、忙しく、あわただしくなった実感がありました。
休日は疲れ果てて親子そろって倒れるように寝込んでいました。まだ育児休業制度もスタートしたばかりの時期でした。
今の若い人たちは子育て制度に恵まれています。もっともわたしたちの先輩であった共働き世帯の方々は、わたしたちよりも、もっとご苦労されていました。
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