2021年04月11日

おなら 長新太(ちょう・しんた)

おなら 長新太(ちょう・しんた) 福音館書店

 作者さんは2005年に77歳ですでにお亡くなりになっています。この絵本のお話は、1978年(昭和53年)のものです。

 この方の作品を何冊か読みました。ゾウがお好きな方だということが伝わってきました。今回は、こどもさんが好きな「おなら」の世界です。ゾウのおならから始まります。 
 きっとちびっこは笑ってくれるでしょう。「ぶおぉ~ん」で始まります。
 本「かがくのとも」に掲載されるお話ですから、まじめなお勉強です。でも笑えます。
 おならが出るしくみが書いてある絵本です。
 ネコちゃんもおならをします。
 理科の勉強みたい。
 人間の体のなかにある内臓の絵があります。
 健全な本です。おならはがまんしないで、どんどんだそうという呼びかけがあります。
 絵にありますが、こどものころに、盲腸の手術が成功した証拠が、おならが出ることと聞いたことがあります。
 食べ物によっておならがくさくない、くさいの分類があります。肉を食べるとくさいおならが出るのです。
 説明を読んでいて、そうかと納得します。
 おならを武器として使用する生き物の紹介があります。スカンクなどです。
 最後のページも決まっていました。「さようおなら」でした。

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