2021年01月05日

相棒 劇場版Ⅲ 巨大密室!特命係絶海の孤島へ DVD

相棒 劇場版Ⅲ 巨大密室!特命係絶海の孤島へ DVD 2014年公開

 設定は2013年(平成25年)だそうです。
 警察対防衛省(自衛隊)という構図ですが、テレビ番と比較して、テーマがちょっと軽く、理屈っぽく、説明的な感じがしました。
 撮影がしやすいように、孤島の設定にしたのかなとも思われました。

 途中、特殊部隊による思いがけない動きがあります。びっくりしました。
 適法な命令なのでしょうが、犯罪行為です。

 生物兵器としての「天然痘のウィルス株」が素材として登場するのですが、テロ行為としてパンデミック(世界的流行)を狙うわけです。現在世界中に感染が拡大している新型ウィルスのことと重なる部分もあり、未来に起こることを予知したような雰囲気もありました。

 背広とネクタイ姿で、ジャングルを駆け回る杉下右京はじめ捜査一課のメンバーです。ジャングルの中という背景にあって、そのかっこうに違和感をもちつつも、これでいいという思いで映像を観ていました。
 犯行者側の軍人制服姿の人たちと取り調べる警察側の背広ネクタイ姿の人たちとの質疑応答の対比がおもしろかった。

 杉下右京がこだわるものとして、「馬糞」「馬の蹄鉄(ていてつ)」蹄鉄に前足用と後ろ足用があることは初めて知りました。また、馬の視野が350度もあることを聞きびっくりしました。

 頭脳作戦です。殺人の手法がよくわからなかったのですが、再現シーンが出てきてよくわかりました。

 最後付近で、最初付近のシーンに戻るのはドラマづくりの公式のひとつなのでしょう。

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