2020年12月08日

もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう 土屋富士夫

もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう 土屋富士夫 徳間書店

 ちいさなこどもに、寝る前に絵本を読んであげるから、読んでほしい本をもってきてごらんというと、たいていは、本だなから、うんこの本と電車の本をもってきます。
 ちいさなこがどうしてそんなにうんこが好きなのかわからないのですが、これから、うんこ、しっこ、おならの本を何冊か読んでみます。まずはこの本です。

 おしっこがでそうなのですが、おトイレが近くにないので、少年ひでくんはあせるのです。

 2000年が初版の絵本ですから、もう20年がたちました。

 主人公はひでくんで、場所はデパートから始まります。
 かんたんにトイレに行けそうですが、そうはなかなか行けません。
 発想がおもしろくて楽しい。
 屋上からトイレを求めて階段をくだっていくひでくんです。絵に動きが感じられます。
 妖怪も出てくるので、こわがりの子には、こわくてむりかも。おしっこをちびりそうです。
 障害物競争です。まるで人生のよう。
 階段の途中のへんなところに男子用の立ち小便器があります。
 落語かドラマのオチのようでした。楽しかった。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t141618
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい