2020年10月15日

嘘八百 京町ロワイヤル 邦画DVD

嘘八百 京町ロワイヤル 邦画DVD 2020年公開

 映画のはじまり部分で、偽物の骨董品を高値で売って金もうけをする話だろうという推測で観ていました。前作があるようですが知りません。
 対象となるのが、陶磁器である織部の「はたかけ」、その後、「はしかけ」といわれる安土桃山時代ぐらいの古いお茶碗です。
 
 まずは、中井貴一さんが、広末涼子さんにだまされるのだろうなと推測しながら観ていたらストーリーはやっぱりそのように流れていきました。

 あまり、出来がいい映画ではないような。

 気に入ったセリフとして、広末涼子さんの
「お尻のひとつでもさわらせれば、なんでも話してくれますから」

 詐欺師メンバーが集合してきます。

 骨董品に詳しい人が見たらどのような感想をもつのだろう。わたしはしろうとなので、映像を見ていてもピンとくるものがありません。

 映画の中にテレビ番組があります。
 ここでいくつか、ラストに向けて、映画鑑賞者に対して、からくりがしかけてあるのだろうと推測しました。(映画が終わって、推測が当たりました)

 なんだろうこのつまらなさは。自分が考えすぎるのもあるのでしょう。もっと気楽に楽しまねば。

 広末涼子さんは、ばれる前から、とてもシングルマザーには見えませんでした。母親のにおいをさせないのは、ある意味、意図的な演技だったのでしょう。

 坂田利夫さんはおもしろかった。笑いました。

 新型コロナウィルス感染拡大のはじめの頃に話題になった豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船上がロケ地として出てきたのでびっくりしました。

 動機は、「復讐」で、建前は、「人助け」という柱でした。

 テレビ番組中のビデオの部分がおもしろかった。(出演者のセリフを吹き替えた部分)

 調べた言葉として、有名税:有名になることで、儲ける代わりにプライバシーが侵害されること。

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