2020年08月17日

出川哲朗充電バイクの旅 桜島から美しき天草(あまくさ)

出川哲朗充電バイクの旅 行くぞ鹿児島&熊本“絶景ロード”290キロ!桜島から美しき“天草(あまくさ)”ぬけ名城“熊本城”ですが竜兵さんプンプンでヤバイよヤバイよ テレビ番組

 番組のルートは、かなりの長距離です。たいへんだったことでしょう。
 ルートにある熊本県天草下島(あまくさしもじま)で、もう半世紀ぐらい前に、しばし過ごしたことがあったので、なつかしく拝見しました。当時は、天草五橋(あまくさごきょう)という橋もまだかかっておらず、九州本土に行くには船に乗船でした。
 当時の島には、まだ、江戸時代のような雰囲気が残っており、自分は、まだこどもでしたが、死者を土葬にするための葬式行列の先頭に、位はいをかかげて参加したことがあります。
 漁業、農業で生活を営んでいて、自給自足とか、物々交換の風習も色濃く残っていました。
 水道はまだ完備しておらず井戸水や山の湧き水を使っていました。
 たしか、母親たちは、近所のみんなで集まって、川へ洗濯をしに行っていました。
 番組で現在の映像を観ましたが、広くてきれいな道路も整備されて、快適な環境になったことがわかりました。
 出川哲朗さんと上島竜兵さんのふたりが途中で立ち寄った下田温泉(しもだおんせん)の映像では、もう50年以上前のことですが、毎月父親が給料をもらうと、家族そろって路線バスに乗って、下田温泉へ行っていたことを思い出しました。自分はまだ就学前のこどもでしたが、幸せな時代でした。

 充電バイクで走りながら美しい風景が目の前に広がります。
 住んでいたときは、ことに、夕日とか夕映えが美しかった記憶が残っています。今回の映像でもその美しさに変わりはありませんでした。
 夏の朝に、海面でジャンプするトビウオの群れを見たことがあります。
 島内の川で、大量にとびかう蛍の光とか、野原で、空いっぱいに広がる赤とんぼの群れもきれいでした。
 テレビの映像を見ていて、そんな大昔の思い出がよみがえりました。

 土地の人たちの人柄がおもしろくて、温かい。
 いなかの人たちは、こどもさんたちからお年寄りまで、自然に囲まれて、地道に生活されていることがわかります。
 コスモスの花が群生しているのもきれいでした。2016年11月11日が訪問日だったようです。

 このあと長崎へ行くと言っていた自転車をこぎながら旅をしているオランダ人男女を見て思ったのですが、江戸時代の鎖国中でも長崎の出島ではオランダ人商人が出入りしていましたし、たぶんそのあたりの関連でオランダ人の男女は、日本のこの地域を訪れていたのだろうと予想しました。オランダの人は日本人に好意的です。

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