2020年05月04日

北斗の拳

北斗の拳(ほくとのけん)1 作・武論尊(ぶろんそん) 画・原哲夫 集英社文庫(コミック版)

 これまでに読んだことはありません。昔、パソコンのタッチタイピングの練習用ソフトを利用したことがあります。たしか、「アチョー アチョー」のようなかけ声に合わせながらタイピングをして、最後に、「おまえはもう死んでいる」というようなセリフが流れていたような気がします。(本の最後まで読み終えて、佐竹雅昭さんという格闘家の方の解説を読んで、「あたたたたーー!」だったことがわかりました。また、ラオウという人がいること、それから元横綱稀勢の里さんが、「わが生涯に一片の悔いなし!」みたいなことを言って引退されたのも理解しました)

 199×年の世紀末に地球上で核戦争があり世界が荒廃したようです。そんなシーンから始まりました。本は、1997年5月が第一刷になっています。マンガは、1983年から始まっています。
 オーストラリア映画マッドマックスのような風景が広がっています。凶暴な暴走族集団が顔を出しました。そこへ、きれいな顔立ちをした主人公のケンシロウが登場しました。

 ケンシロウの胸には、北斗七星の形でえぐれたような跡があります。
 リンという名前の少女が出てきます。

 暴力シーンがきつい絵です。殺戮(さつりく)もあります。残虐(ざんぎゃく)な人殺しです。なのに、読後は、さわやかな気分が残ります。そこが、このマンガの魅力です。人に優しい。ケンシロウは、心が優しい人間です。そして、ケンシロウは、すごく強い。完全王者、無敵です。弱い者いじめをする奴を倒します。だから、爽快感が生まれます。

 KINGという悪の集団が出てきました。

 「シン」という男が、ケンシロウの胸に北斗七星の形で傷をつけたそうです。

 「ユリア」というケンシロウが好きだった女性が出てきたのですが、どういうわけか絵が下手なのです。絵が生きていない。ユリアがまるで、人形のようです。生きている人間に見えません(あとのページで、人形だったことが判明します。恐れ入りました)

 ケンシロウの「北斗神拳(ほくとしんけん)」とシンの「南斗聖拳(なんとせいけん)」

 ケンシロウの決めゼリフなのでしょう。「きさまの技はすべて見切っている。きさまの負けだ」

 今度は、「GOLAN」という集団が出てきました。「神の国(ゴッドランド)」とあります。

 絵は残酷です。続けて読むのは少々つらそう。軍隊の世界です。すぐに、「殺す」という言葉が出ます。
 調べた単語として、「外道:げどう。卑怯者、悪魔、災いのもとになる者、人の道をはずれ行為をする者」 

 鬼のようなキャラクター群は、奈良にある博物館とかお寺さんに置いてある仏像がベースになっているような気がします。

 ケンシロウのように強くなりたいという憧れが、この漫画の魅力です。


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