2020年04月08日
あん 邦画DVD
あん 邦画DVD 2015年公開
「あん」は小豆(あずき)からつくるあんこのことで、樹木希林さん、それから、希林さんのお孫さんの内田伽羅さん、俳優の永瀬正敏さんが出てくる映画です。ライ病(ハンセン病)を扱った作品だということは知りませんでした。
映画では、どら焼き店の雇われ店長役の永瀬正敏さんが後悔します。ライ病患者であることを理由に差別を受けた樹木希林さんの権利を守ってあげられなかったことを後悔するのです。
日本的で落ち着く映像です。筋立てとして、ハンセン病の人の就労とか、飼い鳥のカナリアを自由に放つことがどうなのかというような、無理なつながりづくりも感じられますが、許容範囲内です。
調べた言葉として、「さわり:あんを練るときに使用する鍋」
あん、おいしそうでした。
映画のなかの目印として、桜の花、桜の花の上で輝く白い三日月、樹木希林さんは自然界にあるものと会話をします。あるいは、自然界にあるものから発せられている心の声を聴きます。
劇中に出てきた絵本「よるくま」は、そのうち読んでみます。
樹木希林さんと永瀬正敏さんのふたり芝居に、内田伽羅さんと浅田美代子さんと市原悦子さんがからんできます。樹木希林さんの言葉は優しい。永瀬正敏店長さんも優しい。人間愛があります。
間違った判断で、病気が伝染するからと隔離されて、対象者はそこで一生を送らざるをえなかった。心に残ったセリフの趣旨などとして、「わたしたちも陽のあたる社会で生きたい」、「こちらに非がないのに責められるから、自分たちは工夫して生きていかねばならない」
映像を観ていて、小学校低学年の頃に、農家を営む祖父母と一緒に暮らしていて、お天気の良い日に、広い庭だったか、縁側だったかに敷いたござの上に、びっしりと小豆(あずき)がならべてあったことを、半世紀ぶりに突如として思い出しました。
黄色いイチョウの葉が輝く秋の並木道の映像がきれいでした。
幸せは案外身近なところにあります。
「あん」は小豆(あずき)からつくるあんこのことで、樹木希林さん、それから、希林さんのお孫さんの内田伽羅さん、俳優の永瀬正敏さんが出てくる映画です。ライ病(ハンセン病)を扱った作品だということは知りませんでした。
映画では、どら焼き店の雇われ店長役の永瀬正敏さんが後悔します。ライ病患者であることを理由に差別を受けた樹木希林さんの権利を守ってあげられなかったことを後悔するのです。
日本的で落ち着く映像です。筋立てとして、ハンセン病の人の就労とか、飼い鳥のカナリアを自由に放つことがどうなのかというような、無理なつながりづくりも感じられますが、許容範囲内です。
調べた言葉として、「さわり:あんを練るときに使用する鍋」
あん、おいしそうでした。
映画のなかの目印として、桜の花、桜の花の上で輝く白い三日月、樹木希林さんは自然界にあるものと会話をします。あるいは、自然界にあるものから発せられている心の声を聴きます。
劇中に出てきた絵本「よるくま」は、そのうち読んでみます。
樹木希林さんと永瀬正敏さんのふたり芝居に、内田伽羅さんと浅田美代子さんと市原悦子さんがからんできます。樹木希林さんの言葉は優しい。永瀬正敏店長さんも優しい。人間愛があります。
間違った判断で、病気が伝染するからと隔離されて、対象者はそこで一生を送らざるをえなかった。心に残ったセリフの趣旨などとして、「わたしたちも陽のあたる社会で生きたい」、「こちらに非がないのに責められるから、自分たちは工夫して生きていかねばならない」
映像を観ていて、小学校低学年の頃に、農家を営む祖父母と一緒に暮らしていて、お天気の良い日に、広い庭だったか、縁側だったかに敷いたござの上に、びっしりと小豆(あずき)がならべてあったことを、半世紀ぶりに突如として思い出しました。
黄色いイチョウの葉が輝く秋の並木道の映像がきれいでした。
幸せは案外身近なところにあります。
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