2020年02月18日

ザ・ファブル 邦画DVD

ザ・ファブル 邦画DVD 2019年公開

 「ファブル=つくり話」、と受け取りました。
 殺し屋青年佐藤アキラ役の岡田准一さんがボスからの命令で1年間人殺しをしてはいけない。普通の人間の生活を送るという条件で、時給800円の印刷・デザイン会社にアルバイトで就職します。されど、暴力組織が彼の命を狙います。
 岡田准一さんは、スピードとスリルで、忍者のような活躍でした。最初のうちはおもしろくなかったのですが、彼が体験した少年時代の貧困話、虫の幼虫を食べて生き抜いていた話のあたりからおもしろくなりました。「神を信じない。自然に感謝する」、あとは、勧善懲悪パターンです。
 タイトル通り、つくり話だとして見ました。
 殺し屋の仕事は、感情抜きの非情な行為です。ゲームのようです。ヤクザの乾杯シーンから血が飛び散る射殺シーンに移って、以降もときおりおぞましいシーンが出てきますが、最後は、穏やかなシーンでした。欺く(あざむく。本当だと思わせる)映画でした。


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