2019年12月18日

M1-ぐらんぷり2008(平成20年) DVD

M1-ぐらんぷり2008(平成20年) DVD

 過去へのタイムトラベルです。
 優勝は、NON STYLEでした。

「ダイアン」 西澤祐介 津田篤宏 619点
 クリスマスで、片方が、サンタクロースがなにかわからないというネタ。最初、重苦しかった。だんだんおもしろくなりました。テレビ番組の「ヨネスケ」が道しるべ。まじめとふまじめのやりとりにも見えました。なにかをすでに知っている人とまだ知らない人との比較会話でした。

「笑い飯」 西田幸治 哲夫 637点
 常連さんの感じです。でもチャンピョンにはなれない。スペインの闘牛士と牛がネタ。車上狙いが重なってきます。激しい。

「モンスターエンジン」 大林健二 西森洋一 614点
 ハリウッド映画に出たい。宇宙人対人間の戦い。「(化け物が人間を)表彰します」の部分がおもしろかった。

「ナイツ」 塙宣之(はなわ・のぶゆき) 土屋伸之 640点
 こどもの好きなものとして、「アニメ」の話。ヤホーが出る。漢字の読み間違いネタ。笑いのツボが、「メガネ」(この感想を書いた後日談として、いま、塙宣之さんのインタビュー記事をまとめた「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を読んでいます。なかなかいい本です)
 
「U字工事」 福田薫 益子卓郎 623点
 栃木県ネタ。結婚相手のネタ。「ごめんね、ごめんねー」がおもしろい。力が入っている。茨城県や群馬県をけなすのはどうかと。埼玉県もちょっとだけ登場

「ザ・パンチ」 ノーパンチ松尾 パンチ浜崎 591点
 見た目は、リラックスした感じ。ニュースキャスターになったらのネタ。女子アナ話。あまり盛り上がらなかった。緊張していたらしい。

「NON STYLE」 石田明 井上裕介 644点
 もしも浜で少年が溺れているのを見つけたらのネタ。助けるか助けないかから始まって、人工呼吸まで。おもしろい。メリハリがきいていて、スピーディな流れでよかった。

「キングコング」 西野亮廣 梶原雄太 612点
 プロ野球選手バッターのヒーローインタビュー。アナウンサーになりたいというネタ。緊張していたみたい。おもしろくはあった。審査員の講評では、「頭で漫才をして、ハートがついていっていない」

「オードリー」 若林正恭 春日俊彰 649点
 春日さんはロボットみたい。若林さんが、ボロ家から引っ越したいというネタ。春日さんがおおげさ。意表をつく受け答え。戻ったりもする。新鮮な感じがしました。「夢でお会いして以来ですね」がおもしろかった。(若林:今住んでいる家に)フロがないに対して(春日)屋根もないというようなやりとりが連続していきます。

〇決勝
「ナイツ」
 SMAPスマップネタ。言葉間違い。準決勝のときとパターンがいっしょなので、飽きてきました。

「NON STYLE」
 ホラーが好きというネタ。笑えます。四字熟語の部分がおもしろい。携帯電話のばね付きもおもしろい。街灯の物まねはものすごくおもしろかった。
 優勝の瞬間に号泣されて、これまでの苦労が見ている者に伝わってきました。

「オードリー」
 腹話術のようです。春日さんが人形役。鬼瓦の顔がおもしろかった。まあ、滅茶苦茶なやりとりです。好みの問題で、人によって好き嫌いが分かれる芸です。(よくないという意味で)のりお・よしおさんのパターンに似ていると評価されていました。
 じっくりみると、若林さんが、春日さんをなんどもばちばちたたくのはいけませんという気持ちになってしまいます。

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