2019年12月03日

R-1ぐらんぷり2007 DVD

R-1ぐらんぷり2007 DVD

 タイムトラベル、過去への旅です。
 優勝者は、なだぎ武さんでした。

〇土肥ポン太(どひ・ぽんた) 35才
 新年会宴会での大ビンゴ大会です。道具を使ってぼけます。ヘッドフォン、トイレのすっぽん吸引棒、ヘルメット、鈴、刀、「祭りのハッピ∔バスの回数乗車券∔めんつゆ」で、ハッピバースディツーユーとつなけたのが軽いノリでおもしろかった。本人の職業として、八百屋さん。

〇徳井義実 32才
 おもしろかった。スリランカ人になりきって、最初の部分は下ネタですが十分な笑いをとっていました。動作と声色(こわいろ)でお客さんを笑わせます。田所おじさん、オムライス、明太子スパゲティ。ひとり芸で人を笑わせるのは大変だと思いました。今回は、準優勝でした。

〇大輪教授(おおわきょうじゅ) 32才
 数字と笑いのコラボレーションです。難しい部分もありますがおもしろい。ホワイトボードを置いて、書いて、ケーシー高峰さんみたい。

〇友近(ともちか) 34才
 ピザ屋さんの店員。あいかわらずおもしろかった。

〇ウメ 28才
 同じ紙芝居の絵で、何パターンもの物語を語ってくれました。ときには、逆めくりもありました。初めてそういう発想の芸を見ました。無理はありますが、おもしろかった。「だるまさんがころんだ」のところが愉快でした。

〇やまもとまさみ 33才
 小学校の先生役で、修学旅行のシーンです。顔や全身にマジックで落書きがしてあります。眠っているあいだにいたずらをされたという設定です。裸にまでなったので驚きました。日常生活で銭湯に行っているということを聞いてまた驚きました。大道芸を見るようでした。

〇バカリズム 32才
 蝶のお面をつけた歴史の先生らしい。イニシャルトークというらしい。頭文字をアルファベットに変えます。織田信長を「0だNなが(おーだえぬなが)」と言います。なにがおもしろいのかということになるのですが、なにかしら、不思議におもしろいのです。知識がないとちんぷんかんぷんでしょう。

〇なだぎ武 37才
 アメリカ人俳優を演じました。ビバリーヒルズなんとかでした。松崎しげるが肌の色が黒いというところがおもしろかった。日本人俳優と外国人俳優の似ているところの比較がおもしろかった。審査員は、「間(ま)」が良かったとほめていました。
 経歴を見てほろりとくるものがありました。中学でいじめにあってもがんばって学校へ行ったけれど、中学卒業後にひきこもりになって、17歳の正月に映画館で、映画「男はつらいよ」渥美清さんが演じるフーテンの寅さんを観て、あんないいかげんでも生きていけるのなら、自分でも生きていけると精神的に立ち直ったという部分でした。

*全体を通じてですが、ひとり芸なので、なにがそうさせるのか、なにか思いがあって、ひとりでやっているのだろうと理由を考えました。楽しそうにやっておられますが、特典映像を見るとけっこう苦しそうでした。

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