2019年11月18日
お金がない TVドラマDVD
お金がない TVドラマDVD 1994年放映
昔再放送をちらりと見て、おもしろそうだなと感じたことがあります。レンタルビデオショップに置いてあったので見てみることにしました。過去への旅です。
第1回・第2回
主人公:萩原健太郎 織田裕二 三人兄弟の長男25歳ぐらい。次男が小学5年生ぐらいでゆうすけ、3男が小学2年生ぐらいでひろし。年齢差がありすぎて?
主人公の中学時代からの友人:神田美智子 財前直見 清掃会社清掃員 兄が居酒屋経営で松崎しげるさん。
損害保険会社社長が石橋凌さんで、営業部長が高樹沙耶(益戸育江)さん。同部長秘書が東幹久さん。
船で暮らす三兄弟です。両親は5年前、萩原健太郎の成人式の日に交通事故死したように見えます。
会社がつぶれてお金がない。借金はある。仕事がない。
社員が仕事中に清掃員が事務室内に入って清掃したり(ふつうは、勤務時間外の時間帯に清掃します)、重要書類の控えがなかったり、だいぶ無理がありますが、ドラマです。
こどもの貯金箱のぶたさんの笑顔が可愛かった。
左右田一平さんがなつかしかった。井上陽水さんの「さがしものはなんですか」もなつかしくてよかった。(曲のタイトルは「夢の中へ」でした)
重たい携帯電話とフロッピーディスクもなつかしかった。
昭和時代の接待風景でした。もう、今は、してはいけないことでしょう。モノ、カネで接待して利益を得るスタイルです。
下ネタとか、健全なエロシーン(織田裕二さんが松崎しげるさんのナニをつかんだり、パンツを脱がせて松崎さんのお尻のほっぺたが見える。小学生のこどもたちが、甘えてふとんのなかで財前直見さんのおっぱいにさわる)がおもしろ楽しかった。
話の内容のほうは、貧困から脱出することにこだわりだしそうですが、それだとビジネス小説ドラマになって、おもしろくなくなってしまいます。今後の方向をどうもっていくのかを見たい。
第3回・第4回
まだ、ウィンドウズ95が出る前なのか、パソコンのセキュリティがゆるかったり、給料の支払い方法が口座振替になる頃であったりで、時代をさかのぼるドラマ視聴になりました。
当時は、当たり前とされていた営業手法も今では変化しました。
ドラマのほうは、なんだか、いじめの構図で、いじめられている織田裕二さんががんばるパターンになっていくのでしょう。
現金の扱い方がひどいシーンがあるのですが、こちらも現在は、電子マネーの時代になりつつあり、現金を扱うことが減ってきました。
お茶くみ、コピー、コピーもペーパーレス化で、画像表示を見る方法に変わっています。
夢をもたせる。主人公に困難をかぶせる。主人公はそれを克服していく。うまくいかないドタバタが続きます。
第5回・第6回
織田裕二さんは演技がおおげさではなかろうか。
「地上げ屋」、「初期の携帯電話」、「まだネットと通じていない頃の端末機」、「情報管理が不徹底な頃のパソコン」、「ゲームボーイ」、いろいろな古いものがなつかしい。
ずいぶん乱暴に事を運ぶ脚本内容です。こどもが、質屋のガラスを石で割って、ゲームボーイを盗んで警察に捕まりました。
こどもの貧困があります。バブルの頃、これからは、日本の生活困窮者は減少すると思いましたが、逆に増えているようです。
仕事に専念しだすと、家族のことに気が回らなくなります。ドラマはその方向へと動き出しました。両立はむずかしい。
第7回・第8回
仕事に一所懸命になると家のことがおろそかになります。小学生の弟ふたりに負担がいきます。
いい取引話は、釣りバカ日誌みたい。
ヨーロッパEUの統合話が出てきます。25年を経過して、いまでは、イギリスの脱退話があります。
女性蔑視、差別の話題も出てきます。25年を経過して、いまはどうなのだろうかというところですが、いまは、性同一性障害のところまで至りました。
第9回・第10回
いいところは、「正義」があるところです。織田裕二さんらしい。あと、男と女のすれ違い。
友だち関係を長続きさせるコツは、距離をおくことです。
会社は、リストラ話になりました。
こどもたちといっしょにくちずさむ歌が楽しい。びんぼうびんぼう、なんでだろう。びんぼうびんぼう、お金がない。
とんとん拍子で出世街道のレールを走りだすにつれてつまらなくなってきました。
出世の手法は、古い昭和時代のパターンで、義理人情、コネクション、趣味活用などです。接待営業です。
第11回・最終回
最初からこういうストーリーだったのだろうか。政治的になってしまいました。弁論大会です。セリフですべてが表現されてしまいます。
観ていて会社内における人間の上下関係に嫌気がさしてきます。
お金と引き換えに魂を売る。
映像から笑いが消えてしまいました。楽しくありません。
主人公は、ロボットになりました。出所してきた男性のセリフとして、「ハギワラさん、あんた、変わりましたよね」幹部社員たちは、カネ至上主義のロボットです。
尻すぼみです。
財前直見さんのセリフです。「お願いハギワラ、なんとかして。このままだと、みんな不幸になっちゃう」
最後は、映画「卒業」の再現でした。
昔再放送をちらりと見て、おもしろそうだなと感じたことがあります。レンタルビデオショップに置いてあったので見てみることにしました。過去への旅です。
第1回・第2回
主人公:萩原健太郎 織田裕二 三人兄弟の長男25歳ぐらい。次男が小学5年生ぐらいでゆうすけ、3男が小学2年生ぐらいでひろし。年齢差がありすぎて?
主人公の中学時代からの友人:神田美智子 財前直見 清掃会社清掃員 兄が居酒屋経営で松崎しげるさん。
損害保険会社社長が石橋凌さんで、営業部長が高樹沙耶(益戸育江)さん。同部長秘書が東幹久さん。
船で暮らす三兄弟です。両親は5年前、萩原健太郎の成人式の日に交通事故死したように見えます。
会社がつぶれてお金がない。借金はある。仕事がない。
社員が仕事中に清掃員が事務室内に入って清掃したり(ふつうは、勤務時間外の時間帯に清掃します)、重要書類の控えがなかったり、だいぶ無理がありますが、ドラマです。
こどもの貯金箱のぶたさんの笑顔が可愛かった。
左右田一平さんがなつかしかった。井上陽水さんの「さがしものはなんですか」もなつかしくてよかった。(曲のタイトルは「夢の中へ」でした)
重たい携帯電話とフロッピーディスクもなつかしかった。
昭和時代の接待風景でした。もう、今は、してはいけないことでしょう。モノ、カネで接待して利益を得るスタイルです。
下ネタとか、健全なエロシーン(織田裕二さんが松崎しげるさんのナニをつかんだり、パンツを脱がせて松崎さんのお尻のほっぺたが見える。小学生のこどもたちが、甘えてふとんのなかで財前直見さんのおっぱいにさわる)がおもしろ楽しかった。
話の内容のほうは、貧困から脱出することにこだわりだしそうですが、それだとビジネス小説ドラマになって、おもしろくなくなってしまいます。今後の方向をどうもっていくのかを見たい。
第3回・第4回
まだ、ウィンドウズ95が出る前なのか、パソコンのセキュリティがゆるかったり、給料の支払い方法が口座振替になる頃であったりで、時代をさかのぼるドラマ視聴になりました。
当時は、当たり前とされていた営業手法も今では変化しました。
ドラマのほうは、なんだか、いじめの構図で、いじめられている織田裕二さんががんばるパターンになっていくのでしょう。
現金の扱い方がひどいシーンがあるのですが、こちらも現在は、電子マネーの時代になりつつあり、現金を扱うことが減ってきました。
お茶くみ、コピー、コピーもペーパーレス化で、画像表示を見る方法に変わっています。
夢をもたせる。主人公に困難をかぶせる。主人公はそれを克服していく。うまくいかないドタバタが続きます。
第5回・第6回
織田裕二さんは演技がおおげさではなかろうか。
「地上げ屋」、「初期の携帯電話」、「まだネットと通じていない頃の端末機」、「情報管理が不徹底な頃のパソコン」、「ゲームボーイ」、いろいろな古いものがなつかしい。
ずいぶん乱暴に事を運ぶ脚本内容です。こどもが、質屋のガラスを石で割って、ゲームボーイを盗んで警察に捕まりました。
こどもの貧困があります。バブルの頃、これからは、日本の生活困窮者は減少すると思いましたが、逆に増えているようです。
仕事に専念しだすと、家族のことに気が回らなくなります。ドラマはその方向へと動き出しました。両立はむずかしい。
第7回・第8回
仕事に一所懸命になると家のことがおろそかになります。小学生の弟ふたりに負担がいきます。
いい取引話は、釣りバカ日誌みたい。
ヨーロッパEUの統合話が出てきます。25年を経過して、いまでは、イギリスの脱退話があります。
女性蔑視、差別の話題も出てきます。25年を経過して、いまはどうなのだろうかというところですが、いまは、性同一性障害のところまで至りました。
第9回・第10回
いいところは、「正義」があるところです。織田裕二さんらしい。あと、男と女のすれ違い。
友だち関係を長続きさせるコツは、距離をおくことです。
会社は、リストラ話になりました。
こどもたちといっしょにくちずさむ歌が楽しい。びんぼうびんぼう、なんでだろう。びんぼうびんぼう、お金がない。
とんとん拍子で出世街道のレールを走りだすにつれてつまらなくなってきました。
出世の手法は、古い昭和時代のパターンで、義理人情、コネクション、趣味活用などです。接待営業です。
第11回・最終回
最初からこういうストーリーだったのだろうか。政治的になってしまいました。弁論大会です。セリフですべてが表現されてしまいます。
観ていて会社内における人間の上下関係に嫌気がさしてきます。
お金と引き換えに魂を売る。
映像から笑いが消えてしまいました。楽しくありません。
主人公は、ロボットになりました。出所してきた男性のセリフとして、「ハギワラさん、あんた、変わりましたよね」幹部社員たちは、カネ至上主義のロボットです。
尻すぼみです。
財前直見さんのセリフです。「お願いハギワラ、なんとかして。このままだと、みんな不幸になっちゃう」
最後は、映画「卒業」の再現でした。
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