2019年08月02日

来る 邦画DVD

来る 邦画DVD 2018年公開

 ホラーです。始まってしばらく見ていて、昔映画館で、ジョーズとか、エクソシストを観たときの雰囲気に似ているなと感じました。徐々に恐怖が近づいて来る感じです。
 『アレは、あなたに会いたがっている』、凶悪なものが近づいて来る。
 成仏できないアレが、復讐してくるのです。
 豪華メンバーの出演で、お金もかかっているようですが、自分には合わない映画でした。怖いというよりも、血が飛び散ったり、体がちぎれたりのシーンが気持ち悪かった。物が揺れる、動く、割れるというのは、怖くありません。(DVDを見終わったあと、玄関下駄箱の扉が開いていて、そこにある姿見の鏡に自分の全身がたまたま映って、『出たか!』とびっくりしました)
 暗い映画館で観ていたら怖そうな映像と音響です。
 新婚夫婦の結婚式が出て、女の子が生れて、3歳に育って、パパはイクメンで、ブログに夢中です。ブログ作成に力を入れすぎる人でした。まずは生活維持が優先という理解がありません。奥さんはそんなだんなに不満であきれます。心に残ったセリフとして、「(だんなが何者かに呪い殺されたあと)死んでくれて嬉しかった」のとひとことが妻の口からもれます。
 母親に、あんたを産んだからこうなった。あんたのせいと責められたことがあるママです。いまちょうど読んでいる小説では、祖母が孫娘に、堕胎するようあんたの母親に言ったのにきいてもらえなかった。生まれてきて迷惑だとわめきます。怖い話ばかりです。
 喫煙シーンが多かった。もう、たばこで情緒を出しながら映像の時間稼ぎをする時代ではないと思います。

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