2019年06月26日
洋画 アラジン 映画館
洋画 アラジン 字幕 映画館
にぎやかな映画でした。
インド映画を観ているようでした。アクションミュージカルという雰囲気のディズニー映画です。また、ディズニーランドへ行きたくなりました。歌声はのびやかで美しい。建物や衣装の色彩はカラフルできらびやか。なにもかもがきれいで、若々しさに満ちています。観客層も若く、女性が多かった。先日観た「長いお別れ」は、認知症になったおじいさんと彼を囲む家族のお話だったので、観客がおじいさん・おばあさんばかりでした。映画は、観客数が少ないのか、一日4回だった上映回数が午前と夕方の2回に減っていました。
さて、アラジンと聞いて、なぜ、いまさら感がありました。7歳ぐらい、小学1年生の頃に本を読んだことがある記憶です。アラビアの千夜一夜物語だったと思います。アラジンが魔法のランプをこすると大魔神が出てきて、アラジンの願いをかなえてくれるのです。「ハクション大魔王」というテレビマンガもありました。
アラビアンナイトのアラジンでは、お願いの回数に制限はなかったような気がします。今回の映画では、お願いは3個に限られます。1個目は、閉じ込められた洞窟から外への脱出、2個目が王子になること、3個目をここに書くことはやめておきます。
アメリカ合衆国の底力を見せつけられたような大迫力の映画に仕上がっています。実写ですが、まんが映画を観ているような流れや雰囲気があります。「動」から「静」、そして再び「動」という展開です。そして、ピンチからの逆転劇です。
観たのは字幕なので、セリフや歌について、吹き替えはどうなっているのかはわかりません。
子ザルのアブーとじゅうたんの動きがいい。やはり、物語づくりは、「桃太郎」が基本です。主人公がいて、主人公を助ける犬、サル、キジがいるという設定です。
「自由」を尊び、「自由」を求める映画です。登場している役者さんたちのほとんどが白人ではないことで、多民族国家アメリカ合衆国の誇りと愛情をアピールしていると感じました。
終りがけになってからの最初と最後のシーンのつなぎが見事でした。
(その翌週 日本語吹き替え版を観ました)
歌は英語だろうと予想していましたが、日本人俳優・声優さんの歌声でした。みなさんお上手で、高品質なまとまりでしたが、やはり、原語の歌のほうが、声量が豊かで胸に湧き上がる感動、そして、波のように押し寄せる感動があります。
日本語だと、前回観たときに見忘れたことが細かく言葉でとらえることができた部分が良かった点ですが、理屈っぽくて、詳しすぎて、めんどうくさく、事細かさがマイナスにつながりました。それに対して、セリフの文字を見落とすことが多い字幕のほうが、躍動感にあふれる迫力とか、体で感じる衝撃が強く、きれいな色彩の衣装とか、雰囲気に満ちた風景に目がいって、心が満たされる時間帯が長く、映画を観ているという実感がありました。
劇中の空飛ぶじゅうたんが、英語だと「カーペット」と聞き取れて、日本語だと「じゅうたん」になるのですが、カーペットのほうが、実感が湧きます。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のいったんもめんの原点は、アラジンの魔法のじゅうたんではないかと推測しました。それにしても、昔の人は、ランプをこすると大魔神みたいなランプの精が出てきて希望をかなえてくれるという発想をされたわけで、たいしたものだと感心します。
三つのお願いがかなえられるわけですが、実際は、よっつではなかったかと首をひねりました。みっつめのときは、ランプをこすっていなかったので、カウントされないそうです。
劇中の虎はCG(コンピューター・グラフィックス)なのでしょうが、よくできています。怖いけれど安心して観ていられます。
何かと何かが交錯するタイミングをよく考えてある映画です。音楽も楽しかった。すごいな。
日本語版で、観に来ているのは、小学生、とくに女子が多い。月曜日でしたが、日曜日に運動会でもあって代休なのでしょう。月曜日は観覧料が安いということははじめて知りました。
にぎやかな映画でした。
インド映画を観ているようでした。アクションミュージカルという雰囲気のディズニー映画です。また、ディズニーランドへ行きたくなりました。歌声はのびやかで美しい。建物や衣装の色彩はカラフルできらびやか。なにもかもがきれいで、若々しさに満ちています。観客層も若く、女性が多かった。先日観た「長いお別れ」は、認知症になったおじいさんと彼を囲む家族のお話だったので、観客がおじいさん・おばあさんばかりでした。映画は、観客数が少ないのか、一日4回だった上映回数が午前と夕方の2回に減っていました。
さて、アラジンと聞いて、なぜ、いまさら感がありました。7歳ぐらい、小学1年生の頃に本を読んだことがある記憶です。アラビアの千夜一夜物語だったと思います。アラジンが魔法のランプをこすると大魔神が出てきて、アラジンの願いをかなえてくれるのです。「ハクション大魔王」というテレビマンガもありました。
アラビアンナイトのアラジンでは、お願いの回数に制限はなかったような気がします。今回の映画では、お願いは3個に限られます。1個目は、閉じ込められた洞窟から外への脱出、2個目が王子になること、3個目をここに書くことはやめておきます。
アメリカ合衆国の底力を見せつけられたような大迫力の映画に仕上がっています。実写ですが、まんが映画を観ているような流れや雰囲気があります。「動」から「静」、そして再び「動」という展開です。そして、ピンチからの逆転劇です。
観たのは字幕なので、セリフや歌について、吹き替えはどうなっているのかはわかりません。
子ザルのアブーとじゅうたんの動きがいい。やはり、物語づくりは、「桃太郎」が基本です。主人公がいて、主人公を助ける犬、サル、キジがいるという設定です。
「自由」を尊び、「自由」を求める映画です。登場している役者さんたちのほとんどが白人ではないことで、多民族国家アメリカ合衆国の誇りと愛情をアピールしていると感じました。
終りがけになってからの最初と最後のシーンのつなぎが見事でした。
(その翌週 日本語吹き替え版を観ました)
歌は英語だろうと予想していましたが、日本人俳優・声優さんの歌声でした。みなさんお上手で、高品質なまとまりでしたが、やはり、原語の歌のほうが、声量が豊かで胸に湧き上がる感動、そして、波のように押し寄せる感動があります。
日本語だと、前回観たときに見忘れたことが細かく言葉でとらえることができた部分が良かった点ですが、理屈っぽくて、詳しすぎて、めんどうくさく、事細かさがマイナスにつながりました。それに対して、セリフの文字を見落とすことが多い字幕のほうが、躍動感にあふれる迫力とか、体で感じる衝撃が強く、きれいな色彩の衣装とか、雰囲気に満ちた風景に目がいって、心が満たされる時間帯が長く、映画を観ているという実感がありました。
劇中の空飛ぶじゅうたんが、英語だと「カーペット」と聞き取れて、日本語だと「じゅうたん」になるのですが、カーペットのほうが、実感が湧きます。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のいったんもめんの原点は、アラジンの魔法のじゅうたんではないかと推測しました。それにしても、昔の人は、ランプをこすると大魔神みたいなランプの精が出てきて希望をかなえてくれるという発想をされたわけで、たいしたものだと感心します。
三つのお願いがかなえられるわけですが、実際は、よっつではなかったかと首をひねりました。みっつめのときは、ランプをこすっていなかったので、カウントされないそうです。
劇中の虎はCG(コンピューター・グラフィックス)なのでしょうが、よくできています。怖いけれど安心して観ていられます。
何かと何かが交錯するタイミングをよく考えてある映画です。音楽も楽しかった。すごいな。
日本語版で、観に来ているのは、小学生、とくに女子が多い。月曜日でしたが、日曜日に運動会でもあって代休なのでしょう。月曜日は観覧料が安いということははじめて知りました。
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