2019年06月19日

そうだったのか! しゅんかん図鑑 伊知地国夫

そうだったのか! しゅんかん図鑑 伊知地国夫(いちじ・くにお) 2019課題図書 小学館

 「一瞬の美」を撮影でとらえた写真集です。
 液体として、水、シャボン玉
 現象として、炎、花火、蚊取り線香の煙
 気体として、水中の泡
 固体として、卵、ポップコーン(トウモロコシ)、ふうせん(ゴム)、ドッヂボール、テニスボールなど。

 シャボン玉の半割れ状態は、クラゲに似ています。
 シャワーはちいさな水滴の集まりで、「表面張力」が美を演出します。
 清潔な水滴です。

 ろうそくの炎が吹き消されるときの映像は幻想的です。炎が横に飛んで、火事にならないかと一瞬心配します。

 割れた卵から、まず白身が落下して、すぐに重い黄身が白身を追い抜いて転落していきます。白身と黄身の競争です。

 はじけたポップコーンはおいしそう。

 ミルクの王冠がきれい。ほんとうに王さまがかぶる冠のようです。

 「慣性の法則」 変わろうとする力とそのままでいようとする力のバランスで、美が生まれます。バランスの均衡を保とうとするのは人生のようだと思うのは考えすぎなのか。
 ボールの反発は、思春期の反抗につうじるのか。

 最後に著者の子どもの頃のことが書いてあります。
 電気器具の分解は男子がよくやることです。目覚まし時計、昔のラジオ、テレビ、昔の電気器具は分解しやすかった
 5年生のときに「顕微鏡」に夢中になった。学者さんの第一歩です。
 ふだんは見えないけれど、こうして本で見ることができるものがあります。視点を変えてものを見ると、多様性を受け入れることができて、いろいろなことが容認できるようになれる気がします。

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