2019年01月06日

若おかみは小学生! 令丈ヒロ子

若おかみは小学生! 令丈ヒロ子(れいじょう・ひろこ) 講談社青い鳥文庫

 昨夏の映画は観ていませんが、評判はいいようなので読むことにしました。
 小学生女子が和風旅館のおかみさんをやるという設定は、なかなか発想できません。

 両親が事故死(まだ、なんの事故かがわかりません。主人公も同時に事故にあっています)、旅館経営者のおばあちゃんに引き取られるという設定は涙を誘います。
 そして、座敷わらしの登場です。
 主人公の関織子(おっこ)は、いじわるそうな女の子、旅館の人たち、同級生などに囲まれています。
 「あかね」という男子は実は女子ではなかろうか。

 座敷わらしのウリ坊のセリフは文字の字体を変えてあります。幽霊がしゃべりそうな字体です。ウリ坊にはなにか秘密があります。

 物語作成にあたっては、「旅館経営」の知識が必要です。

 「春」と「秋」で、ふたつの旅館が対立しそう。

 ウリ坊はインドの神ガネーシャみたい。また、洋画「ゴースト」のようでもあります。

 読者は読んでいるとだんだん「がんばれ、おっこ」と、主人公を応援したくなります。失敗やドジは成功のもとです。

 「お仕事小説」の面があります。仕事を学ぶ小説です。

 イラストの絵が可愛い。

 良かったセリフの趣旨として、「顔が良くても性格もいいとは限らない」、「(旅館の)朝のミーティング」、「(旅館は客にとって)一時的な滞在地」

(つづく)

 失敗する主人公おっこ(11歳)関織子を見ているとかわいそうになります。おっこは、旅館経営者の祖母の役に立とうと一所懸命です。
 小学校の登校拒否児として、あかね(男子)がいます。
 温泉地での料理コンテストが開催されます。
 調べた言葉として、「ピューレ:野菜果物を半液体状にしたもの」
 がんばれば報われるという成功物語です。でも無理はしないでね。
 「若おかみ」として、世間が認めてくれます。

 最後に主人公が巻き込まれた事故の概要がわかります。やはり、交通事故でした。
 主人公は12歳小学6年生だと思って読んでいましたが、11歳小学6年生でした。
 初版が2003年で、15年経って映画化されたのだとわかり、15年は長いなあと感慨がありました。


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