ウィンストン・チャーチル 洋画DVD ヒトラーから世界を救った男 2018年公開

 これまでチャーチルという人は偉大な人だと思っていましたが、冒頭付近から、嫌われ者、実績がない者として描かれています。意外でした。
 不健康そう、いばる。命令する。奥さんが心配してくれる。奥さんはいい人です。
 秘書であるタイピストのミス・レイトンがからみながらお話が前に進んでいきます。
 演説の中で彼が言います。「目標は…」
 私は、目標は、「平和」という言葉が出ると予測しましたが、予測ははずれました。「勝利」でした。
 劇中でもチャーチルの言動に対して、周囲から批判のコメントが出ます。
 大英帝国が破滅するであろう「和睦」の道を目指そうと政治家の意思の大勢は流れていく中、チャーチルは徹底抗戦を貫こうとします。されど、あとについてきてくれる政治勢力がありません。
 だんだん、チャーチルが可哀想な人に見えてきます。気弱な鬼になってきます。
 別の本を読んだ時に、民間船舶を利用して、ドイツ軍の攻撃から逃れるために、いっせいにフランスからイギリスブリテン島に引き返したダイナモ作戦が出ていました。
 判断と決断と粘り。敵との協調と見える行為は実は破滅。和平交渉に進んでいれば、ヨーロッパは、ヒトラーに支配されていた可能性があります。感動的な映画でした。

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