2018年04月04日
路上のX 桐野夏生
路上のX(エックス) 桐野夏生(きりの・なつき 女性66歳) 朝日新聞出版
昭和時代のルポルタージュ風(報道)、世相を素材にした、この場合16歳女子高生の性ビジネスとか、両親破綻による育児放棄とか、暗いお話が始まりました。読んで、幸福感を味わうお話ではないので、いやになり、流し読みに入りました。
魅力ある出だしです。真由の家がありません。両親行方不明、叔父宅は他人宅です。
夢も希望もない。リアルです。
信頼関係のない「お金」 だけの世界です。
家族なんてという小説です。
自分を貶めた者に対して「復讐」する。まあ、そういう展開になるという流れです。アルコールとかレイプとか、酒飲みの男、金銭管理のできない男とは、結婚しない方がいい。
(つづく)
もう、この作家さんの作品は読まないと思う。
読み終えました。
読後感の良いものではありません。
義父からのレイブ
お金を盗む。
妊娠、中絶、倒錯した世界
16歳の頃はどうだったか、あまり記憶が残っていない。
その先の成人してからの世界のほうが、はるかに永い。
人間は、もっと豊かな気持ちで、まあるく暮らしている。日々の時間は流れている。なのに、作品内容は極端で、暗い決めつけがある。現実社会はそうじゃない。
全部の男性が、女性の裸を一日中想像しているわけでもないし、女性のすべてが、エッチをいやがっているわけでもない。男女ともに、仕返しを常に頭に置いているわけでもない。
なんでもかんでも、「ネット」 です。異常。
資料を読んでいるような感じがあります。
印象に残った単語として、「(女性を)玩具(おもちゃ)」、そして、「お母さん」、「もう、もとのあたしには戻れない。」
警察職員宅に非行少女が泊まるあたりから、構成が破たんしていく感じがありました。設定した場面が実際にあるとは思えない。
調べた単語として、「オール:一泊、店舗等で一夜を明かす。」
昭和時代のルポルタージュ風(報道)、世相を素材にした、この場合16歳女子高生の性ビジネスとか、両親破綻による育児放棄とか、暗いお話が始まりました。読んで、幸福感を味わうお話ではないので、いやになり、流し読みに入りました。
魅力ある出だしです。真由の家がありません。両親行方不明、叔父宅は他人宅です。
夢も希望もない。リアルです。
信頼関係のない「お金」 だけの世界です。
家族なんてという小説です。
自分を貶めた者に対して「復讐」する。まあ、そういう展開になるという流れです。アルコールとかレイプとか、酒飲みの男、金銭管理のできない男とは、結婚しない方がいい。
(つづく)
もう、この作家さんの作品は読まないと思う。
読み終えました。
読後感の良いものではありません。
義父からのレイブ
お金を盗む。
妊娠、中絶、倒錯した世界
16歳の頃はどうだったか、あまり記憶が残っていない。
その先の成人してからの世界のほうが、はるかに永い。
人間は、もっと豊かな気持ちで、まあるく暮らしている。日々の時間は流れている。なのに、作品内容は極端で、暗い決めつけがある。現実社会はそうじゃない。
全部の男性が、女性の裸を一日中想像しているわけでもないし、女性のすべてが、エッチをいやがっているわけでもない。男女ともに、仕返しを常に頭に置いているわけでもない。
なんでもかんでも、「ネット」 です。異常。
資料を読んでいるような感じがあります。
印象に残った単語として、「(女性を)玩具(おもちゃ)」、そして、「お母さん」、「もう、もとのあたしには戻れない。」
警察職員宅に非行少女が泊まるあたりから、構成が破たんしていく感じがありました。設定した場面が実際にあるとは思えない。
調べた単語として、「オール:一泊、店舗等で一夜を明かす。」
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