2016年11月06日

結婚一年生 入江久絵

結婚一年生 入江久絵 サンクチュアリ出版

 昭和時代のむかしは、先輩のやることを見て、教えてもらえないけれど、自分で考えて覚えるという職人の世界でした。
 いまは逆に、教えてくれないほうが悪いという風潮に変化しました。だから、マニュアルがたくさんあります。出版不況のなかで、こういった実用書は販売を伸ばしていると思います。あとがきにありますが、結婚生活をテーマにした、実用的なコミックエッセイです。2007年10月と記されていますから、かれこれ9年が経過しています。よく分類整理がなされています。生活の知恵袋としてよくできたアドバイスブックです。何回も読み返して実行して身に着けていく知識です。

 自分にとっては、本の内容に関しては、もう、終わったことです。結婚、子育て、そのたもろもとのこと。されど、ファンシーショップでこの本を見かけて、気になり、手にして、購入しました。内容が、おもしろそうだったからです。

 結婚後のお金や健康の管理、マナーや家事のことについての助言がマンガを中心に書かれています。著者の実体験が元です。著者の女性は身長175cmとすごく背が高い。本の最後に著者自身の人生設計予定表があります。2016年の今は、35歳、こどもさんがふたりとなっています。なかなか予定通りにいかないのが人生です。ネットで見たところ、北海道在住で、主婦をしながら、マンガエッセイ作家さんをされているようです。

 家が欲しいという欲望は、自由な空間が欲しいという気持ちの表れです。

 お金の話が多い。お金がたくさんほしかったら、家族みんなで働くしかありません。そして、がまんする。ぼーっとしていたら、お金は出ていくばかりです。103万円とか、130万円とかありますが、たくさんお金がほしかったら、その基準金額をはるかに超えるように、がんがん働くしかありません。そうしないと、なかなか家は手に入りません。

 児童手当がこんなにたくさんもらえることは知りませんでした。子ども手当に引き継いてできた手当と解説があり、そうかと納得しました。第一子三歳まで1万5000円、国の子育て支援政策の効果か、最近は、街中で小さなお子さんをよく見かけるようになりました。この本には、こどもさんとのコミュニケーションの取り方が書いてありませんが、乳幼児の頃は、朝方目が覚めたときに、すぐにふとんから出ず、いろいろ話しかけてあげるといいと思います。いっけんムダに見える時間帯が実は親子の心の交流になって、こどもさんの気持ちが落ち着きます。

 本には書いてありませんでしたが、医療費控除は、パソコンで作成して、税務署へ送りました。数日後、指定した口座に振り込まれていました。

 先日、突然鼻血が出てきて困ったことがありました。この本には、鼻血の対処法も出ています。自分の時は間違えて、ティッシュを丸めて鼻の穴に入れて、頭を後ろにそらすようにしていました。それはいけないかっこうであることをあとで知りました。この本に書いてあるとおり、鼻の上部を指で押さえて(止血して)前かがみの姿勢を保つのが正解です。

 冠婚葬祭話は、かなり固い。お金も手間もかかるし古い。全員が同じ水準ではない。マニュアルによって、標準化を求められるけれど、個性のほうが優先するから、だれもができるわけではない。できないことを「悪」ととらえる必要もない。不仲や対立になるようであれば、関係者は鬱になります。気楽なシンプルライフが一番いいのでしょう。
 
 掃除の項目を読んだあと、エアコンのフィルター清掃をやろう! という気持ちになりました。

(どういうわけか、買った本にだけ、非売品として「結婚生活が10倍うまくいく方法」という冊子が付いていました)
 秘けつが書いてあります。
 いまどきといっても10年ほど前の記事ですが、若い夫婦は、ゲームをやるのだなということが、自分たちとは違うと感じました。ゲームというのは、子どもがやるもので、おとなはしないというのが、古い夫婦像としてあります。それから、おやつを食べること。なんか、子どもが夫婦になったみたい。10年後の現在は、幼児のそばで、スマホをいじっている親が多いように見えます。こどもとの会話はありません。困ったものです。


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