2016年09月18日

千と千尋の神隠しDVD

千と千尋の神隠し(せんとちひろのかみかくし) 邦画 DVD

(1回目)
 満腹で横になって観ていました。少女の両親が別世界でたらふく食べていたらふたりとも、でっかいブタになったあたりで、眠りに落ちてしまいました。
 目が覚めたら、少女がなんか恐ろし気な黒服の女らしき人と水上を走る鉄道に乗るところでした。しばらくして、映画は終わってしまいました。2時間ぐらいお昼寝状態でした。

 家族が車で移動中のトトロの出だしに似ている。トトロは田舎へ、千はトンネルの先の世界へ。
 ちひろという名の少女は消極的で、すぐに帰ろうと訴える。しかし、両親はがさつです。
 風景は、以前訪れたことがある台湾のきゅうふんという観光地に似ているが違うらしい。劇中、父親が、「テーマパークの残骸」と言う。
 ヒカルの碁というアニメに出ていた「とうや」というヒカルのライバルに似た男性が出てくる。眠ってしまったので、その後の筋立てはわからない。眠りながらも意識に残っているのは、環境音楽(ゆったりリラックスして眠るためのCD音楽)を聴いているようでした。
 両親がブタになったシーンはおもしろかった。
 2001年の作品です。もうそんなに年月(としつき)が経過したのかと驚きました。
 少女は小学校6年生かと思っていたら4年生でした。

(1週間後、2回目の鑑賞)

 以下、感想の経過です。

 やはり風景が、台湾のきゅうふんに似ています。その後、四国愛媛の道後温泉、中国北京の故宮(こきゅう)、登場するものとしては、ちっちゃなムーミン、ケムンパスみたいな蚊のようなもの、ネコバスのような電車、ネバーエンディングストーリーのような空飛ぶホワイトドラゴンの背中乗り、スカイダイビング、そして、ピーターパン、入口と出口をトンネルで明確に分けて、壮大なストーリーでした。反面、身近に孤独がある物語でした。
 独裁者魔女(玉ねぎ頭の黒柳さんに見える)がいる世界での試練を愛と協力で乗り越える。千が妖怪世界での名前、千尋(ちひろ)が人間界での名前というのは、初めて知りました。

 年がら年中、こういうことを考えていないとできない構想です。
 八百万(やおよろず)の神さまの湯治場(とうじば、温泉療養、リラックス)です。最初、黒い影のおばけがいっぱいで怖かった。
 水に浮かぶオレンジ色をした提灯船のような船が美しかった。

 釜じいの声に聞き覚えあり。菅原文太さんでした。

 今、「オーガスト」という10歳小学生男児が主人公の物語を読んでいるところです。タイトルは、「ワンダー」といいます。オーガストは、生まれながらの病気で、何十回も手術を繰り返してきた結果、醜い顔になっています。彼が好きな映画がスター・ウォーズです。その映画については、わたしはよく知りませんが、人間離れした人間のような顔をした生き物がたくさん出てくるようです。外見で人間性を判断される差別を克服する。その点では、本アニメ作品でも共通する意識があると感じました。

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