2023年12月25日

株式投資 避けたい業種

株式投資 避けたい業種

 株式投資を始めて3年目です。普通預金・定期預金の利子が微々たるものなので株式投資を始めました。
 最初の1年間は、年2回の配当金と株主優待券目的で、株の売却はしませんでした。
 1年間が過ぎて、株価が高かったときに売却しておけばいい儲けになったと気づきました。
 2年目は、けっこうな回数売買を繰り返しました。得をしたこともあるし、損をしたこともあります。幸いにこれまでのトータルでは浮いています。
 3年目の今年は、この3か月間ぐらいは、売り買いはしていません。タイミングが合いません。売って利益を得たとしても、次に買いたい株とか、買うべき株が見当たりません。動かず。現状維持です。
 来年から新しいNISA(ニーサ)の制度が始まるので、今はプランの準備期間だと思っています。非課税の特典は大きい。利益に対する2割を超える税金の支払いは重い負担です。(所得税15.315% 地方税5% 合計20.315%)
 今保有しているいくつかの株はいったん引き上げて、別の株について、新制度のNISA(ニーサ)を活用して再構築を考えています。

 現在は、逆転の発想なのですが、どこの株を買うかよりも、どの業種の株は購入を避けたほうがいいかを考えています。
 自分自身のメモも兼ねて、自分にとっての避けたほうがいい業種をここに落としておきます。わたしの体験による判断ですので考えにかたよりがあるかもしれません。

 以下、自分がこれから先、購入は避けたい業種です。

①化学:調子が良かった期間は短期間でした。長いことがまんして保有していましたが、結局損する価格で手離しました。

②石油・石炭製品と鉱業:原油がらみの株は、原油の価格が変動しやすく、コントロールが難しく感じました。上がっても短期間で下がります。

③医薬品:薬の認可が下りても、実際に薬を使用されて会社の業績があがるのはだいぶ先のことです。薬はむずかしいなあと感じました。長期保有が基本です。気長にいったほうがいい。
 余談ですが、億り人(おくりびと。株式投資で1億円以上の資産形成に成功した人)になったという年配女性のコメントで、『何度も修羅場(しゅらば。戦乱、悲壮な戦い)をくぐりぬけてきました』というものがありました。説得力があるお言葉でした。修羅場をくぐりぬけることができれば、億り人になれる道が開かれる可能性があると受け取りました。度胸とがまんがいります。

④その他製品(玩具とかゲームとか):なんというか、会社が株式運用に対して興味がないようです。製品をつくることには熱意や注意が払われるようですが、株式投資家のほうに会社の顔は向いていないと感じました。何かのきっかけで、株価は急上昇しますが長続きがしません。

⑤保険業:お金はたくさんあるのでしょうが、不正がありそうな業種です。談合とか、保険金詐欺とか。ちょっと嫌気がさしました。保有していましたが、応援する気持ちがなくなり手離しました。  

Posted by 熊太郎 at 06:45Comments(0)TrackBack(0)株式投資

2023年12月22日

今度ちびっこたちにプレゼントしたい絵本リスト

今度ちびっこたちにプレゼントしたい絵本リスト

『ぼくのおふろ 鈴木のりたけ PHP研究所』
 おふろを楽しむ習慣を身につけさせてあげたい。

『おしりをしりたい 鈴木のりたけ 小学館』
 ざーっとページをめくって、「にんげんのおしりだいしゅうごう」の見開き2ページのところがおもしろい。いろんな人、いろんなタイプのおしりが12種類描いてあります。けして、エロ本ではありません。

『さかなくん しおたにまみこ 偕成社』
 絵を見ると『シュールレアリスム』という言葉を発想します。奇抜、独特、幻想的です。現実離れした絵です。魚が歩いて小学校へ行きます。登校班に、人間もいるし、きつねみたいな動物もいます。最初は不可解な思いをいだきながら読み始めましたが、内容は傑作でした。いい絵本です。

『きいろいのはちょうちょ 五味太郎(ごみ・たろう) 偕成社』
 しかけ絵本です。かなりおもしろい。親戚のちびっこたちにプレゼントする候補作にしました。

『11ぴきのねことあほうどり 馬場のぼる こぐま社』
 かなりおもしろいです。
 こんど親戚のちびっこたちに会ったときにプレゼントする候補の一冊に入れておきます。

『るるるるる 五味太郎 偕成社』
 文字が『る』と『れ』しかでてきませんが、楽しめます。

『バスにのって 荒井良二 偕成社』
 結局バスには乗れません。

『わたしとあそんで マリー・ホール・エッツ文 よだじゅんいち訳 福音館書店』
 ともだちづくり、人間関係づくりの始まりとなる絵本です。

『まどから おくりもの 五味太郎(ごみ・たろう) しかけ絵本 偕成社』
 前知識として、クリスマス、サンタクロースの絵本というものがあっての、本読み開始です。

『ゆらゆらばしのうえで きむらゆういち・文 はたこうしろう・絵 福音館書店』
 きむらゆういちさんの作品では、『あらしのよるに』が有名で、自分もそのシリーズのファンです。
 話の筋立ては一貫しています。(いっかん。つらぬいてある一本)食べるもの(動物)と食べられるもの(動物)が、会話をお互いにするなかで、仲良しになっていくのです。

『がまんのケーキ かがくいひろし 教育画劇』
 おもしろそうな絵です。絵には特徴があります。シャープではありません。もったりしています。 どじょうのようなものがいちごケーキにはりついています。それは、なまずのようでもあります。ケーキを山登りのように登っているように見えます。その右側には、ヒゲを生やしたあやしげなカメが、これまた山登りのような姿勢でケーキにしがみついています。

『へんてこ へんてこ 長新太(ちょう・しんた) 佼成出版社』両方
 なにが始まるのだろう?
 山奥に橋があって、人間はこわがって、その橋を渡らないそうです。

『ちっちゃなおさかなちゃん ヒド・ファン・ヘネヒテン/作・絵 古藤ゆず(ことうゆず)/翻訳 Gakken』
 ちいさなお子さん向けの絵本です。ことしの春に生まれた親戚の男の子に贈るつもりです。まず、自分が読んでみます。かんたん、やさしい、かわいい。一歳児ぐらいから二歳児ぐらい向けの印象があります。

『なつみはなんにでもなれる ヨシタケシンスケ PHP』
 なかなかいい絵本でした。色がきれいで、絵が優しい(やさしい)ことがこの作者さんの特徴です。
 そして、発想がいっぱいです。(アイデア豊富)

『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん 長谷川義史(はせがわ・よしふみ) BL出版』
 最初にページを最後までゆっくりめくってみる。かなりおもしろい。今度親戚のちびっこたちに会ったらプレゼントする候補の一冊にします。

『つきのぼうや イブ・スパング・オルセン やまのうち・きよこ訳 福音館書店』
 まず、絵本のサイズが変わっています。縦が、34cmで、横が、12.7cm。細長い本です。この細長さを利用して、空の月から下にある地面、そして、海底までを絵で表現してありました。
 1975年(昭和50年)初版の絵本です。


(じっさいにプレゼントしました。2023年12月のとある日のことです。)
 鹿児島市へ観光旅行に行った帰路、福岡県内で、親戚の集まりがありました。
 大衆食堂で昼食会です。ちびっこが5人で、0歳から年長さんまで、来年出産予定のおなかがふくらんだママもいます。世の中は少子化ですが、うちの親族はまだほかにもこどもたちがいて、あかちゃんから小学校低学年まで、こどもが10人以上のおおぜいです。この日は、おとなが8人、ちびっこ5人の集まりで、3時間ほどお店で飲食を楽しみました。

 さて、プレゼントした絵本とその結果です。
・年長(6歳)の女の子と年少(4歳)の女の子へ贈った絵本です。
 『まどからのおくりもの』と『がまんのケーキ』
 『まどからのおくりもの』は、サンタクロースからのプレゼントが内容で、しかけ絵本です。上の子がかなり気に入ってくれました。昼食会の間もずーっと手に持っていてくれて、最後に集合写真を撮影した時も手に持っていてくれました。よほどおもしろかったようです。

・年中(5歳)の女の子と3歳の男の子、生後5か月の男の子
 『へんてこへんてこ』『たべもの』『ちっちゃなおさかなちゃん』
 5歳の女の子が独特の雰囲気を持っていて、本好きで、将来文学者になりそうなタイプに見えますが、今回は、ぴたりとくるような絵本がなかったようすに見えました。しかけ絵本をあげればよかったかなと考えなおしましたが、熊太郎の奥さんが、こどもたちを集めていっしょうけんめい読み聞かせをしていました。
 生後5か月の男のあかちゃんを抱かせてもらい記念写真を何枚も撮りました。あかちゃんの小さなてのひら5本指で、熊太郎の右手のひとさし指をぎゅっと握ってもらうと、幸せだなーーという気分にひたれます。  

Posted by 熊太郎 at 07:45Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2023年12月21日

ホテルの朝食

ホテルの朝食

 旅に出ると、ホテルで宿泊して、翌朝の朝食は、たいてい、好きなものをとりほうだいのバイキングです。
 先日泊まったホテルはふだんとは異なる形式の朝食で、心に残ったのでここに記しておきます。

 朝食は、チェックインのときに、800円の金券をもらって、ホテルの1階にあるホテルとは別会社のパン屋でパンを買って食べるのです。
 最初は、なんだかなあという抵抗感があったのですが、なかなか良かったのです。
 二泊しました。

 初回は、勝手がわからず、パン屋の店内をウロウロして、パンを選ぶのに迷いました。
 いろんなパンがあるのです。迷うのです。パンは焼き立てで、どれもおいしそうです。(パンをつくる人は、朝早くからお疲れさまです)
 前日、ホテルに到着した時、パン屋は閉店一時間前ぐらいで、残っているパンの投げ売りみたいなことをやっていました。お客さんの姿がたくさんありました。かなり、価格を引いて販売されていました。パンが売れ残るのは、あと処理もしなければならないのでできるだけ売りたいのでしょう。

 パン屋で、いろいろ迷いながらパンをいくつか選んで、飲み物はパックのオレンジジュースをトレイにのせて、会計を済ませました。800円では足りなかったので、200円ぐらい足しました。コーヒーは、紙コップをくれて、おかわりOKの飲み放題無料サービスでした。

 なかなかいい。これで十分です。
 通常のホテルのバイキングだと、朝食代は、けっこう高いです。だから、無理して、たくさん食べてしまいます。もとを取り戻したい。
 パンなら、持ち帰りもできます。あとからおやつで食べることができます。

 二日目の朝です。慣れたので、パン屋に行く前にきょうはあれとこれと、と食べたいパンの予定をたてて自分なりの朝食プランをつくります。
 されど、きのうあったパンが、きょうはない。あるいは、あったのかもしれないが、自分がパン屋に行く前に先客に買われて、売り切れてしまった。ちょっとがっかりです。

 パンを食べる場所でいろいろと驚かされました。
 パン売り場の隣が広い空間の部屋になっていて、自由席で朝食を食べることができるスペースになっています。フードコートのようなものなのですが、テーブルとイスがバラバラにたくさん配置されてあるわけではなく、12人がけのとても長いテーブルが4本、テーブルの幅は広く、一枚板のテーブルでした。全体で、50人ぐらいが座ることができる空間です。
 イスが並べてあって、朝食は、どこのだれだかわからない他人さんと隣り合わせで同席するような位置取りで食べることになります。

 二日目の朝にひっくりかえるほどびっくりしたのが、生まれたばかりではないかと思うような赤ちゃんがいたのです。家族連れで、よーく見ると、生まれてそれほど日にちがたっていないようなあかちゃんで、ひいき目に見ても生まれて1か月もたっていないように見えました。
 人数の多いご家族で、そばには、あかちゃんの姉と思われる女児と兄と思われる男児、それからご両親とおじいちゃんおばあちゃんもおられるようすでした。あかちゃんは、3人目のお子さんでしょう。
 そうなのか、そうでないのかはわかりませんが、ホテルのそばに大きな総合病院があり、そこで誕生されたあかちゃんをみんなで迎えに来られたのかもしれないと推理しました。
 ちょっと席が離れていたので、声をかけることはできませんでした。移動手段は車のようなごようすでした。

 なにせ、朝食場所にいるお客さんの年齢層の幅が広いのです。就学前のちびっこがたくさんいました。さきほどの生まれたてのようなあかちゃんから、もうすぐお迎えがきそうな超高齢者(90歳近くに見えました)までが、いろんな世代でごちゃごちゃとしながらパン食の朝食を召し上がっておられるのです。
 ざわざわと雑談がBGM(バックグラウンドミュージック)になって、なんだか、あったかい雰囲気がただよっていて、いい感じでした。
 江戸時代の宿場町での旅籠(はたご。宿泊施設)の朝は、こんな感じだったのではないかと思いを巡らせました。
 思うに、ホテルと道を隔てたところに大きな総合病院があり、その病院がらみのお客さんたちが宿泊しているのではなかろうか。さきほどのあかちゃんもそうですが、入退院がらみの高齢者の人たちとかご家族、それから、病院で働いている人たちも関係しているかもしれません。

 付け加えて、皆さんの服装が『普段着』なのです。近所の人たちが、散歩の途中でここに立ち寄ってパンを食べていますという雰囲気なのです。落ち着きました。きどった人もいないし、企業戦士のスーツを着たビジネスマンもいません。
 かなり高齢なおばあさんがひとり、巨大な宝石の石が付いた指輪をふたつ指にはめておられましたが、なんというか、そのへんの駄菓子屋さんで買ったようなおもちゃの指輪で、見ていて、心豊かになれるような感じを受けました。ユーモアと人のぬくもりがあります。

 朝食だけではなくて、夕食についても書いてみます。
 ホテルに夕食をとれるところはなく、周囲に、前日の夜近所をうろうろしてみましたが、食事ができるお店はあるようでなく、ほかのお客さん、仕事の出張で来ているらしきサラリーマンの男性たちは、『ほっともっと』でお弁当を買われていました。ポリ袋にお弁当を入れて歩いている人を見かけます。ホテルの部屋で食べるのでしょう。
 わたしたち夫婦は、地元の大きなスーパーマーケットで、やきそばとか唐揚げを買って帰って部屋で食べました。
 翌日の夜は、同じスーパーマーケットで、お寿司を買ってホテルに帰って部屋で食べました。
 それでいいと思います。気楽が一番です。  

Posted by 熊太郎 at 07:26Comments(0)TrackBack(0)福岡県

2023年12月20日

まちなかイルミネーション

まちなかイルミネーション




























 鹿児島県からの帰路に立ち寄った福岡県内で撮影しました。
 いなかゆえに、人が少なかった。
 いくつかの若い人たちのグループが散策をしていました。
 『こんばんわ』と声をかけると、いやいやながらにも『こんばんわ』の返事が返ってきました。
 時のあいさつから始まる人と人とのコミュニケーションは、人間関係づくりの定番です。
 『こんばんわ。きれいですね』『こんばんわ。寒いですね』  

Posted by 熊太郎 at 07:59Comments(0)TrackBack(0)福岡県

2023年12月19日

出川哲朗の充電バイクの旅 熊本高橋稲荷神社→日奈久温泉

出川哲朗の充電バイクの旅 熊本高橋稲荷神社→日奈久温泉(ひなくおんせん) TVer(ティーバー)

 出川哲朗の充電させてもらえませんか? 熊本縦断の旅
 行くぞくまモン<絶景の有明海>沿いをズズーっと114キロパワスポ高橋稲荷から目指すは名湯<日奈久温泉>ですがダチョウ倶楽部が絶好調過ぎ!ヤバイよヤバイよSP

 有明海の向こうに見える雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)あたりの光景が絶景です。
 海は穏やかで碧く(あおく)波静かです。
 自分も何度か行ったことがある地域なのでなつかしい。

 今回のディレクターは熊谷さんです。
 たいてい、出川さんがディレクターから、そこは、日本三大なんとかとか、目的地のキャッチフレーズを聞くと、ほかの場所はどこか?と質問します。どのディレクターさんも口ごもります。なんだか、定番のやりとりになっています。といっても、事前に聞かれることがわかっていても答えは用意しないスタッフです。そんなことよりほかのことが大事です。それでいいと思います。

 ゲストはダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんで、あれやこれやと口やかましい人です。今回もその傾向が前面に出ていました。見ているほうはそれでもかまいません。以前寺門ジモンさんが、番組『東野・岡村の旅猿』に出て、大きなクワガタムシを捕りに行ったことがあったと思います。なかなかやかましかった。にぎやかな人です。
 番組の途中、熊谷ディレクターが映像を編集する話を出しますが、うそでつくった映像にだまされて感動・感心する視聴者にはなりたくありませんので、そこのところよろしくです。出川哲朗さんと寺門ジモンさんがウソの映像放映を嫌がって良かった。

 熊本県の宇土半島(うとはんとう)をぐるっとUターンして回って来てから南下します。
 最初の神社での、投げた玉の的中が、とても良かった。スリルがありました。むずかしそうに見えたので、おふたりとも成功して良かった。見どころがありました。

 地元の人たちの素朴さがいい。
 なんというか、毎日、海と山と、田んぼと(お米の稲が実りの黄金色でした。10月です)のある風景の中で、ペットのワンちゃんもいて、そのような環境に囲まれて暮らすと、人の心は穏やかでゆったりしたものになると想像できます。人に優しさがあります。
 
 寺門ジモンさんが、今回のロケは充電の回数が多い。そのたび自分が充電の依頼をするのがたいへんだと苦情を申し立てられます。確かに多いです。体重が重くて電気がなくなりやすいのかなあ。
 そういえば、充電式バイクが世の中にどんどん広まる気配です。この番組はエコ社会づくりの先駆けです。

 寺門ジモンさんは、アレルギーがあって、牡蠣(かき)は食べられないそうです。また、お茶は、午後3時以降は飲めないそうです。お茶を飲むと、精神状態が高ぶって夜眠れなくなるそうです。お茶に含まれるタンニンが良くないのだろうか。いろいろたいへんそうです。
 
 有明海の有明海苔(ありあけのり)は、とてもおいしいです。わたしも好みです。海苔販売店の息子さんである出川さんが有明海苔を、『超高級品』とほめたたえます。
 
 ちいちゃい鳥居くぐりのシーンがとても良かった。ふつう人間は狭い場所でも、頭が通れば、全身が通ると聞いたことがあります。『東野・岡村の旅猿』でも、歴史好きなロバート山本さんの案内で、徳川家康ゆかりの神社で同じことをやっていました。
 最初に1歳半ぐらいの幼児がちっちゃい鳥居くぐりを今回やってくれたのですが、奈良東大寺の大仏殿の後ろにある太い柱の穴をこどもたちがくぐる動作に似ていました。
 体の太い寺門ジモンさんと出川哲朗さんが苦労しながら小さな鳥居を抜けた姿にちょっとした感動がありました。見ていたみなさんが拍手です。

 駅併設のレトロな食堂と、途中の温泉施設は、指定管理者という制度を活用しているのでしょう。田舎は、役所が中心になって営業活動を後押しするやり方で住民サービスを提供しているのでしょう。
 食堂では食材に、地元特産のレンコンとか海苔(のり)を使っておられるのだろうと推測しました。
 
 移動の途中、明治時代の洋館が出てきます。
 今読んでいる本が、小川哲『地図と拳』で、建築の話が出てくるのですが、明治時代の人たちは優れていたと感心するのです。設計をして建築をする。ヨーロッパのやり方を学んで実現されています。

 いなかゆえに、テレビ慣れしていない人もいます。老齢の方に多い。撮影ロケは、緊張するのでしょう。

 花火大会の映像が流れました。
 熊本ではなく、海の向こうの長崎、島原半島で上がっている花火に見えました。

(次回の放送に続く ゲストは、肥後克広さんです)
 
 後半の肥後さんはすんなりとコースを走って、午後3時半には、目的地の温泉旅館の温泉につかっておられました。前半の寺門ジモンさんとは大違いでした。そのときそのときで運不運はありますな。

 前半放送のロケの時にディレクターが、映像を前後させて編集しますからというようなことをおっしゃったので、いろいろ考えて、映像は加工されているというつもりで見ることにしました。
 ①同じシーンを数回撮って、都合のいいものを選んである。②後撮り(あとどり)がある。出演者のロケが終わったあと、もう一度後日、同じルートをスタッフだけで回っている。映像に出る地元の人たちにお礼と放映の許可を得ながら画像を編集している。食べ物屋では、湯気(ゆげ)がたつような食べ物のシーンを撮っている。
 
 後半も自然の映像がとても良かった。土地も広いし、家屋の敷地も広い。
 たんぼと山並みと海と、ちょうど、自分自身も九州新幹線で鹿児島まで行って来たところだったので、映像と現実が一致しました。遠くをながめる景色がきれいです。番組のロケは10月です。自分の訪問は12月、今月初めのころでした。
 地元の人たちが優しい。熊本県八代市(やつしろし)には、昔親戚が住んでいたので身近に感じます。
 映像では、長い髪をくるくる巻きにした中学3年生女子3人がダンスをしてくれました。じょうずなダンスでした。
 ゲストの肥後克広さんに、ちなんでか、熊本でもあり、『肥後スポーツ』とか『肥後卓球場』とか『肥後』の名称のお店が出てきます。縁があります。
 ハロウィンのちびっこたちも良かった。9人ぐらいのちびっこの姿がありました。
 こどもとたわむれる。そういうことが、あとあといい思い出になります。
 ラーメン屋さん・チャンポン屋さんを教えてくれた6歳ぐらいの女の子は、しっかり受け答えができる少女で感心しました。たいしたものです。
 地元の人たちの心持ちがいい。出川哲朗さんもじょうずに対応されています。人口密集地の都会だとトゲトゲしたところがある人がいるのでイヤになるときがあります。とんがった人とは、関わり合いになりたくありません。競争主義の悪いところです。資本主義は、自分たちとあいつらで競争する社会です。民主主義は必ずふた手に分かれて、対立するようになっている制度です。行き過ぎるとギスギスした社会になります。

 熊本ですから、『くまモン』の像がいっぱい映像に出てきます。驚きました。
 国際クルーズ船のターミナルと紹介がありました。『くまモンポート八代』という名称の施設でした。
 今年は野生の熊が大暴れでたいへんでしたが、キャラクターのくまは、どこも人気です。熊は熊でも野生とキャラクター商品は、別物ですな。
 
 出演者の皆さんが移動の途中で渡った『球磨川(くまがわ)』からは、水害を思い出します。2020年7月(令和2年)に流域で大きな自然災害がありました。65人が亡くなって、2人が行方不明になっています。

 BGM(バックグラウンド)がなつかしい。アグネス・チャンのひなげしの花が流れていました。最近はなんだか半世紀前に流行った歌をよく聞きます。自分のような前期高齢者の世代は、なんだか、また、生まれたときに戻ったような感覚がします。

 出川さんと肥後さんの最後のギャグは、出川さんと亡くなった上島さんの定番でした。ケンカ→キッス→仲直りというパターンです。上島さんは自死されたわけですが、上島さんの芸をまねされるときの芸人さんたちが明るいことが不思議です。それなりに悲しみをこらえての笑いづくりなのでしょう。

 次回は、今回と同じく九州で、九重(くじゅう)とか湯布院(ゆふいん)あたりと聞きました。高校生のころに何度かそのあたりの山に登ってキャンプをしたことがあるので映像を観るのが楽しみです。ゲストは、カンニング竹山さんと最近恋愛話でニュースになった井上咲楽(いのうえ・さくら)さんだそうです。竹山さんは同郷の福岡県出身だし、井上さんは以前太川陽介さんと村井美樹さんのバス対鉄道対決旅に出たとき、昆虫食をする人だとわかって映像を見ていてびっくりした人です。  

2023年12月18日

鹿児島市 平川動物公園

鹿児島市 平川動物公園

 今回の鹿児島市訪問で訪れたわけではないのですが、次回、いつになるかわかりませんが、再訪した時の訪問先を考えるときの案として参考までにここに記録を残しておきます。

 ニュースで、平川動物公園のレッサーパンダ『風美(ふうみ)』が亡くなったという記事をネットで読みました。千葉市動物公園の二本足で立つ『風太』のこどもとありました。
 千葉市動物公園は縁があって何度か訪れました。ただ、レッサーパンダの風太を見たことがあると思いますがもう覚えていません。レッサーパンダが何頭もいました。どれも似たような顔と姿です。
 平川動物公園で亡くなった風美(ふうみ)は、年齢が16歳5か月(レッサーパンダの平均寿命は14~15歳)ですから高齢だったのでしょう。(風美の父親の風太は、現在20歳で存命です)

 平川動物公園には、コアラもいます。鹿児島にいるコアラの存在を知りませんでした。
 鹿児島市内のホテルや施設では、平川動物公園の案内を見かけなかったので、そういう動物園があることを知りませんでした。
 帰宅して、持ち帰ったパンフレットを見ていたら、ひとつの冊子だけに記事がありました。地元の人たちが休日にこどもさん連れで行くところで、観光客が訪れる一般的な観光地ではないのでしょう。

 平川動物園がどこにあるのかを調べました。
 市街地の南端あたりです。地図で見ると山のふもと、丘陵地にあるようです。JRの駅からは少し離れています。バスで行くようです。車じゃないと、ちょっと不便そう。それでも人気のスポットのようです。のびのびゆったりできるそうです。

 コアラのことは意外でした。
 コアラが15頭もいます。
 そして、ガラスの向こうではなく、じかに見ることができるそうです。
 名古屋の東山動植物園にもコアラがいますが、分厚そうなガラスの向こう側にいます。空調の管理がなされているのだと思います。以前シドニーのタロンガ動物園を見学したことがありますが、東山動物園のコアラは、もともとは、タロンガ動物園からプレゼントされたものです。
 コアラというのは、たいてい木の枝にしがみついていて、じっとしている時間帯が長いのですが、びゅんびゅんと動き回るときもあります。初めてそのようすを見たときはびっくりしました。『きみたちは、寝たふりをしていたのか!!』と、わたしはたいそうびっくりしました。
 東山動植物園のコアラたちは、お昼の昼ごはんどきになると、ごはんを食べることができるのが、そうとううれしいのか、枝から枝へとぴょんぴょん飛び回ります。勢いがあって、びゅんびゅんという音が聞こえてきそうなぐらいです。見ていて本当にびっくりします。動かないぬいぐるみのような態勢だったのに、別人のように変化します。

 いつになるかわかりませんが、次回鹿児島市を訪れたおりには、桜島に渡って観光をして、ほかに、こちらの平川動物園の訪問も候補地にあげておきます。
 そういえば、桜島に渡るフェリーは、いざというときの桜島の噴火に備えて、24時間営業だという記事も読みました。時間帯によって、15分、20分、30分間隔で運行されています。なるほど。桜島にお住いの人たちを救うのです。  

Posted by 熊太郎 at 07:38Comments(0)TrackBack(0)鹿児島県